つむじが薄くなる原因は、科学的には明らかにされていません。
今現在「確実に薄毛の原因になる」と言われているのは産後+病的なもの。
- 産後に起こる抜け毛の増加によるもの
- 甲状腺機能低下症による、ホルモンの崩れ
- 低用量ピルの使用中断によるもの。
そのほかのよく言われる、
・ストレス
・頭皮環境の悪化
・生活環境
・血行不良
などによるものは、抜け毛に直接的にかかわっていないので、確実に原因だとはっきり言えません。
ストレスは血行不良を招きますが、頭皮の血行が確実に悪くなるというわけではありません。
もしくは、ストレスが別のどこかの器官に悪影響を及ぼし、その器官の機能低下による脱毛の可能性もあります。
抜け毛=ストレス+頭皮環境悪化+血行不良というわけではないんですね。
これらは、あくまでも影響を及ぼすかもしれないよ?ということ。
産後に起こる抜け毛増加による、つむじの薄毛
これは、きちんとした理由があります。
まず、妊娠すると女性ホルモン値が上昇します。女性ホルモンは抜け毛を抑制する作用があります。つまり、妊娠した時には抜け毛防止ストッパーがかかっている状態。
そして、産後。
この時に女性ホルモンが一気に減少し、抜け毛防止ストッパーが外れます。
すると、一気に抜け毛が増える。というメカニズムなんですね。
産後もずっと抜け毛が治まらないのは、女性ホルモン値が正常に戻っていない状態。
その場合は、病院へ相談するのがベター。
血液検査すれば、女性ホルモン値はすぐに分かります。
レディースクリニックで相談できるような先生がいればいいのですが、そうでない場合は、私が無料相談しに行ったACCヘアメディカルでもいいと思います。
ACCヘアメディカルがいい理由としては、薄毛専門医による検査なので、女性ホルモン以外の薄毛の原因を調べてくれるというところ。
もちろん、薄毛専門クリニックは他にもたくさんあります。費用のことや通いやすいかなどを考えた上で選んでみてくださいね。
レディースクリニックは、皮膚科医ではありませんし、薄毛専門医でもありません。やはり薄毛治療は専門医でなければ、とりあえずで薬を出されて終わりです。
原因を特定したいのなら、ちゃんと検査をしてくれるところが良いですよね。



甲状腺機能低下症による、つむじの薄毛
▲甲状腺は、ココ
引用元:阪堺病院
甲状腺機能低下症は、薄毛対策するよりも先に病気を治す事により、薄毛が治ると言われています。
甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌が減少する疾患で、「心臓」「代謝」「神経系」などの器官の働きが低下し、「疲労感」「無気力」「顔のむくみ」「髪の毛が抜ける」などの症状が現れます。
甲状腺機能低下症は簡単な血液検査ですぐに分かるので、診断された場合は薬を処方してもらう事で、つむじの薄毛が治る場合があります。
40代以降の女性に多い症状なので、一度検査してみてもいいかもしれません。
ちなみに私も検査しましたが、全く問題ありませんでした。
なので、結局薄毛の原因は不明のままです・・・
低用量ピルの使用中断によるもの
低用量ピルは、疑似妊娠薬です。
低用量ピルはエストロゲンとプロゲステロンという、女性ホルモンを含んでいます。
ピルを服用すると、それらの女性ホルモンの働きにより、脳が「妊娠した」と勘違いします。すると、妊娠中の方と同じように、抜け毛が抑制され、髪が一時的に増えたように見えるんです。
ピルの服用を中止すれば、脳は妊娠が終了したと感知し、産後の女性の状態となり、抜け毛が増えてしまいます。
ただ、抜け毛の量は人によって異なりますので、低用量ピルを服用した方全てがそうなると言う訳ではありません。
これから、ピルの服用を考えている方は、「一応そういったことがある」ということだけ頭に入れておいてください。
この他の原因は未だ解明されていません
上記の原因で引き起こされる薄毛は、全てつむじのみの薄毛です。
側頭部・後頭部・生え際は薄くなりません。
(いわゆる全スカというもの)
私も全スカですが、未だに原因は分かりません。
むしろ、もう原因特定を諦めています(笑)
たぶん調べ尽くしましたので。
これ以上は調べるだけムダというか、医者が分からないようなことを調べるのは、研究か実験するしかないかと・・・。
まずは、血液検査をするのがいいと思います。検査しないと何も分かりません。
女性ホルモン・甲状腺などが原因だったと特定できるかもしれませんし、別の原因も判明するかもしれません。
まずは検査ですね。
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