薄毛治療の最先端であるグロースファクター療法とHARG治療の違いとは?

SKE48の松村香織さんのハゲも治したと評判のハーグ療法。

それとは別に、グロースファクター療法というのがあるのをご存じでしょうか?

グロースファクター(GF)とは、成長因子のことです。

ハーグ療法と同じく、成長因子を使用した薄毛治療らしいんです。

何が違うのか、ちょっと気になったので調べてみました。

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HARG療法とは

引用:CM isea

HARG療法とは、成長因子などを含んだ薬剤を頭皮に注射する治療法のこと。

『カクテル』と呼ばれる、患者一人一人に合った『薬剤』を、頭皮に注射することで発毛が期待できると言われています。

↑何発も注射するみたいです。めちゃくちゃ痛そう…。

その発毛率は脅威の90%以上と、かなり高確率なので男女問わず人気。

カクテルの中身は、成長因子やプラセンタ、コラーゲン、ビタミンB・コエンザイムなど毛髪の成長に欠かせない成分を混ぜ合わせたものになります。

SKE48の松村香織さんは1年か2年ほどで生えたとネット上で報告していましたね。

ただし、治療費はびっくりするほど高額

庶民には到底手がでないような価格で、1クール(6回~8回の注射)あたり120万ほど・・・。

さらに、1クール終わった後もメンテナンスということで月に1回は行かなければならない様子。

お金持ち専用っぽいですね。。。

グロースファクター療法

HARG療法にとても似ていて、同じように薬液を頭皮に注射する治療法。

さらに、そのカクテルにミノキシジルを混ぜ頭皮に注射します。

注射の他に、男性ならプロペシア・ミノキシジルの処方、女性であればパントガール・パントスチン・ミノキシジルの処方を行うようです。

価格は、頑張れば届きそうな1クール(8回)約35万円くらい。

まあ、でも高いんですけどね・・・。

HARG療法とグロースファクターの主な違い

その違いとは治療内容と価格面でした。

治療内容の違い

HARG療法はメソカクテルと呼ばれるミノキシジル・ビタミンB・コエンザイムなどを含む薬剤と、AAPEと呼ばれる特殊な薬剤の2種類を頭皮に注射します。

AAPEとは健康な成人女性から採取した脂肪幹細胞を培養した細胞から分泌された、成長因子の事です。

発毛促進因子と呼ばれている、あの必須成長因子FGF-7やVEGFなど、その他150種類以上の成長因子が含まれています。

つまり、HARG療法はミノキシジル配合のメソカクテルと成長因子を混ぜた、いわば『最強の薬剤』を頭皮に注射します。

一方、グロースファクター療法にはメソカクテルというものがありません。

さらに、成長因子もHRAG療法が150種類もあるのに対し、5~6種類のみ。

グロースファクター療法で注射するのは成長因子のみになるので、HARG療法で混ぜていた『ミノキシジル』は別で外用として使用する方針のようです。(別途料金が必要とのこと)

価格面の違い

HARG療法・・・1クール(8回)約120万円

グロースファクター療法・・・約35万円。

グロースファクター療法の価格が安いのは、配合している成長因子の種類と、外用で使用される『ミノキシジル』『プロペシア』『アボルブ(デュタスの正規)』『パントガール』『パントスチン』などは別料金だからではないかと思われます。

これらの投薬分を全て合わせると約40,000円。

グロースファクター療法には毎月この金額が加算されていきます。

毎月足したとしてもグロースファクター療法の方が安いに越したことはありません。

HARG療法とグロースファクター療法の違いは成長因子と費用

●ハーグ療法
費用(1クール計8回):約120万円
注入する成長因子の種類:150種類以上
1クール後にかかる費用:年間100~190万(1回15万円~18万円)
※診察によっては別途投薬代がかかる

●グロースファクター療法
費用(1/2クール計8回):約35万円
注入する成長因子の種類:5種類
別途投薬代:およそ3~4万円(毎月)
1クール後にかかる費用:投薬代+1回5.5万円を年5~6回

HARGとグロースファクターどっちがいい?

growth-factor_harg_2

どちらとも言えない・・・というのが正直なところですが、どっち選んで!って言われたら、HARG療法かなぁ。

理由は、『生身のヒトから摂取した、幹細胞から抜き取った成長因子を150種類も配合しているから』です。

グロースファクター療法で使用されている薬剤には、成長因子が5種類しか入っていません。

HARG療法は確かに高いです。

でも、SKE48の松村香織さんは生えてます。証拠があります。

だからやるなら、HARG療法。

私は一括で払える訳がないので、きっとMAXの84回の分割にしてもらいます。

120万を84回で割れば、月14,000円。

でも、そこに利子がかかります。

何%か分かりませんが、それを足したら月20,000円くらいなのかなぁ?

ただ84回払いって7年です。そんなに払えます?ということ。

やろうと思っている方はちょっと金額マヒが起きています。

家買う時を同じですよね。何百万って金額を一気に背負うのですから。

正直HARGはおすすめできません

理由1 HARG療法は日本だけ

始まりは韓国らしいのですが、現在やってるのは日本と韓国くらい。世界では広まってません。

世界で広まっているのはPRPという、自分の血液から採取した成長因子を頭皮に注射するというもので、費用も200万もかかりません。

女性の薄毛治療に最適なPRP療法とは?治療法や費用・副作用についてまとめました。
PRP治療という言葉をご存知でしょうか?薄毛の治療法としては最近有名になったばかりで、それ以前はシワ...

ただ、PRPは効果が不明なところがちょっと心配…。

「生えた!」「増えた!」という実績がまだまだ少ないんです。というか見たこと無い。

理由2 一生続けないといけない

HARG療法やグロースファクター療法は、減少している成長因子を補充する治療法です。

成長因子は使用されれば、どんどんなくなりますから、補充し続けなければなりません。

つまり、一生頭皮に注射しなければならないということ。

副作用はありませんが、1クール(150万~200万)が終わっても、毎月1回15万円を払い続けないと髪の毛を維持することができないんです。

毎月15万とか…ウチの家賃の2倍…。絶対無理。

結局、一番効果があって、まだ安く維持できるのは医薬品だけ

やっぱり、生やしたいなら内服薬による治療がラクだし、お金もHARG療法よりかからないし。

正直、一番効果があります。

発毛したという人も多く、HARGやグロースファクターで発毛しているのは内服薬も服用しているからだという医師もいらっしゃいます。(わたしもそう思います)

ハーグを受ける前に、自分はどんな治療法が向いているのか、一度無料相談に行かれたほうがいいと思います。

女性の薄毛治療クリニックの選び方。失敗しないための5つの条件
薄毛専門クリニックって、高額ローンを組まされる・高いわりに回復しないんでしょ?などマイナスなイメージ持っていません?でも大丈夫。場所によっては学割など安く治療を行うことができるんです。その選び方をまとめました。

薄毛治療する順番

まずミノキシジルタブレットとスピロノラクトンの内服薬を服用

スピロは一院しかないので、無理ならミノキシジルタブレットのみにする。スピロノラクトンは今のところ、東京ビューティークリニックでしか取り扱っていません。

ミノキシジルタブレットは薄毛治療専門クリニックに取扱いがあります。

※両方とも、日本未承認薬なので、ほとんどの皮膚科では扱っていません。というか街の皮膚科医は女性の薄毛の知識が少ない医師が多いです。薄毛専門クリニックでもらってください。

薬での治療で満足できなかったら、植毛(20万くらい)。

植毛ができないくらいびまん性の薄毛とかなら、PRP(10万くらい)。

PRPがダメなら、ヘアタトゥー(20万くらい)。※頭皮にちっちゃい点を描いて目立たなくする方法。

それでもダメなら…ウィッグ。

私の選択肢にHARG療法は無い

200万もあったら、超すごいウィッグとかできそうだし、アデランスの自毛に結びつける増毛が何回かできます。

ウィッグより、増毛のほうがバレません。

治療に悩むくらいなら、もういっそのことウィッグつけて楽しんだほうがいいと思うんですよね。

最近のウィッグは分け目がすごく自然なものも多いし、作りがしっかりしてるんですよ。

> ウィッグの種類と選び方

ウィッグつけない日は、スーパーミリオンヘアーで対処。これマジ神アイテム

てな感じです。

もし、HARG療法をやろうと考えているのなら、200万もかけるべきなのか?

今一度考え直してください。

薄毛を克服した方法まとめています
2012年から2019年までの経過写真と改善法をまとめています。なかなか薄毛が治らない女性の参考になれば嬉しく思います。
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