食生活で補えない分に関しては、サプリメントなどの栄養補助食品を定期的に摂取することがお勧め。
髪にとって大切な三つの栄養素について紹介します。
ビタミンCと薄毛
シミやそばかすなど美白効果もあるビタミンCは、髪にとって
・新陳代謝促進
・細胞の活性化促進
・抗ストレス作用
など、とても大切な役割があります。
ビタミンCは、血管や皮膚の生成に欠かせない栄養素で、これが不足すると新陳代謝が悪くなり、細胞のターンオーバーが阻害されるなど、髪の毛が衰える原因となってしまいます
私たちの髪は血液によって栄養素を受け取り生育しますが、ビタミンCが不足して細い毛細血管の状態が悪くなってしまうと、十分な栄養を受け取ることができません。
また、薄毛の原因にはストレスも関係ありますが、ビタミンCの持つ抗ストレス作用によってストレスを緩和させる効果が
期待できます。
ビタミンCは、水溶性ビタミンなので、体内に蓄積はできません。
なので、毎食後1錠のサプリメントが効果的なんです。
ビタミンB2と薄毛
牛レバーやチーズなどに含まれるビタミンB2には、
・皮脂の過剰分泌を抑制
・細胞分裂の活性化
という、とても大きな役割があります。
ビタミンB2が不足すると、薄毛の原因でもある皮脂の過剰分泌になりやすく、皮脂が毛穴を詰まらせて髪がしっかり成長できずに毛包がミニチュア化したり、抜け落ちてしまう症状が起こります。
また細胞のターンオーバーが乱れて髪に必要な細胞を作り出せないと、薄毛になりやすくなるので積極的にビタミンB2の摂取が大切です。
ビタミンB2は、ビタミンC同様、水溶性ビタミンです。一日3回くらいに分けて摂取したいですね。
ビタミンB5(パントテン酸)が髪に与える影響
鰻やアボカドなどに含まれるビタミンB5(パントテン酸)は
・ケラチンの代謝促進
・ダメージのある髪の修復
・ビタミンCの働きをサポート
の3つの役割があります。
パントテン酸配合というシャンプーなどのヘアケア製品は数多くありよく目にしますが、パントテン酸には頭皮の皮脂分泌をコントロールする働きもあるんですね。
ビタミンB5(パントテン酸)が不足すると、せっかく摂取したビタミンCを活かせず、代謝を上げる効率が悪くなるので、結果頭皮の状態を乱してしまう原因となります。
また、ケラチンが不足してしまうので、ダメージを受けやすい弱い髪になってしまったり、髪に潤いやツヤがなくなってしまいます。
ビタミンB5(パントテン酸)は日常的に栄養バランスの良い食生活を送って入れば十分な量を摂取することができます。
まとめ
毎日の食事で栄養のバランスを細かく気にしているという人は意外と少ないかもしれません。
ビタミン群が私たちの健康のためにとても大切な栄養素であることはご存知の方も多いと思いますが、もしも髪のことで
悩んでいるのであれば、食生活を見直し、サプリメントを摂取してもみるとイイと思いますよ。
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