30代、仕事もやりがい出てくるし、悩みもありつつ人生楽しい時期!
「そんな時にあれっ…?なんか髪の毛薄くない?」
「ボリューム出ない…抜け毛が増えた??」
などなど、髪のコンディションが今までと違う…と感じたら、その原因を知りしっかり薄毛ケアを始めましょう。
日々忙しいなか、ちょっと面倒かもしれませんが、ここでちゃんと対策をするかしないかで、数ヶ月後・数年後の髪に差がでます。
30代薄毛女性の例。薄毛の特徴
30代の女性に起こりがちな薄毛の特徴をまとめました。
合わせ鏡やスマホのカメラを使って、自分も同じ状態ではないか、観察してみてください。
①髪の毛が細い
▲上→昔の私の髪。下→今の私の髪
「昔は剛毛で困っていたくらいなのに…」
髪の毛が全体的に細く、コシがなくなってきている場合。
栄養が足りていないのか、血行が悪いのか、頭皮環境が悪いのか、さまざまなことが要因で髪の毛が全体的に細く軟毛化してしまいます。
②頭頂部・分け目・つむじから全体的に薄くなる
引用元:yahoo知恵袋
- 頭頂部から徐々に薄毛が広がっていくタイプの『びまん性脱毛症』
- ルートウィッグ型の『FAGA』(女性のAGA)
おそらく、この2つのどちらかだと推測されます。
薄毛が進行すると、範囲が広がり前髪・後頭部などのつむじも薄くなり始めているのではないでしょうか。
関連:【写真で比較】コレつむじハゲ?つむじが薄い原因や改善法
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③つむじや分け目の頭皮が赤い
つむじや分け目が赤いということはありませんか?
おそらく、炎症を起こしてる状態と思われるので、脂漏性皮膚炎の疑いがあります。
脂漏性皮膚炎は、頭皮が徐々に黄色っぽくなり、ピーク時は赤く炎症を起こすことがあります。
髪の毛の発毛、成長には全く適してない頭皮環境なので、まずは頭皮を治すことからはじめるべき。
頭皮環境を変えるだけで、髪質がかなり変わってきます。
関連:つむじや頭頂部が赤いのはナゼ??なかなか治らない原因と対策法をまとめました
特徴③フケが多い
髪の毛の上に、ところどころフケのようなものが見られませんか?
頭皮の赤み+フケなら、脂漏性皮膚炎の可能性がより高いです。
皮膚科でニゾラールローションなどの抗真菌薬を処方してもらいましょう。
ちなみに脂漏性皮膚炎に効く市販薬はありません。
きちんと皮膚科を受診しましょう。
関連:頭皮のフケ・かゆみは薬用シャンプー&薬用ローションで改善できる!
特徴④髪型はロングヘアー
ロングの場合、髪が痛みやすく引っかかりやすいです。クシでといて、最後の毛先で引っかかって、無理やり引っ張って抜いてしまうなんてことありますよね。
毛先が傷んでいるのなら、カットしましょう。
ボブくらいが一番いい長さですよ。
30代女性が薄毛になる原因
守るものも増えてきて、自分のことは後回しにした生活を…つい送っていませんか?
とはいえその生活が「普通」になってしまうと、どこからが異常なのか自分でもわからなくなりますよね。
自分でも知らず知らずのうちに身体に無理をさせてないか、チェックしてみてください。
出産後ではないですか?
出産すると、女性ホルモンが急激に減少するので、人によってはかなり抜け毛が増えます。
出産してかなり時間が経つのに、全く薄毛が治らない場合、女性ホルモンが正常に戻ってない可能性があります。
レディースクリニックなどで一度検査をしてみてはいかがでしょう。
働きすぎではないですか?
「過労」に対してだいぶ世間が敏感になってきたとは言え、まだまだ多すぎる残業や連勤など無理な労働をさせる会社が多いのも現実。
あなたの働き方は大丈夫ですか?
仕事が楽しくてしょうがなくて、自ら望んで残業・連勤しているとしても、適度にお休みしてくださいね。
また「毎日きっちり8時間労働で帰れるし、完全週休2日もらってます!」と言っても、働くリズムも大切です。
例えば製造業で、朝~夕方の勤務・夜~明け方の勤務の二交代制、みたいな場合。
昼勤・昼勤・夜勤・夜勤・昼勤…みたいな不規則な勤務が続いていては、体調に影響も出かねません。
できることなら、上司にも相談して規則正しい生活ができる勤務にしてもらいましょう。
また、会社の体制や上司よりも、ある意味理不尽な「子供」。
「子育てが大変な時期は今だけ…」とは思いつつ、眠れない日が続いたり、子供に手がかかるのは会社に務めるよりも体力的にしんどい事だって多いです。
ぜひ周りの協力や、地域の福祉制度にもうまく頼って、休息をとってくださいね。
食生活が乱れていませんか?
お昼ごはんに、パン+おにぎり+カロリーメイト等、炭水化物が多めでビタミン・ミネラルはほぼ無し!みたいな食事が続いてませんか?
「毎食きちんと栄養バランスを考えて食べてますよ!」という方でも、タバコを吸っているとか、間食が多い(脂質・糖質摂りすぎ)というパターンには要注意。
タバコを吸うことによって、せっかく摂ったビタミンを大量に消費してしまいます。
特にビタミンCの消費は激しく、タバコを吸う人はタバコを吸わない人の2倍以上、ビタミンCを必要とします。
ビタミンCは、髪の毛を作る過程に必須な栄養素でもあります。
おやつや間食が多くて脂質・糖質を摂りすぎている場合、皮脂の分泌が増え、脂漏性皮膚炎や頭皮ニキビの原因となります。
もちろん髪の為に良いはずがなく、頭皮環境が悪化してしまうので抜け毛や薄毛につながります。
関連:ビタミンC・B2・B5(パントテン酸)は女性の薄毛には超必須!
関連:薄毛にいい食べ物?主となる栄養素はタンパク質&亜鉛&ビタミン!
ストレスが溜まりすぎてませんか?
もちろん仕事や家事・育児のストレスも、髪にとってダメージになりますが、一番ストレス度合いが大きいのって対人関係ではないでしょうか?
主婦の方なら、ご近所さんやママ友、PTAなど、お仕事されてる方なら、上司に同僚、先輩後輩・取引先。
たまにでいいから、一切人とかかわらない日を作りたい。そう思っているのなら、かなりストレスが溜まってます。
おまけに、SNSやニュース。
最近ではSNSの普及で他人の見たくもない情報まで目に入ってしまいます。
それが親しい友人の楽しそうな投稿だったとしても、羨ましく感じてしまう・自分の今の状況と比べて落ち込んでしまったりネガティブな気分になるのだったら、そっとSNSを閉じましょう。
なんの用事が無くても、ついついスマホを見てしまうのは、ネットに依存しています。
芸能人のスキャンダルニュースや、腹の立つニュースを見ることに無駄な時間を使うのではなく、ストレス解消になるような新しい趣味を探しましょう。
今すぐできる30代女性の薄毛対策法5選
自宅で今日からできる事は沢山あります。
女性の薄毛は要因がさまざまなので、その分対策法もさまざまなのです。
1. ホルモンバランスの減少や乱れによる薄毛への対策
まだ30代で薄毛になる程、ホルモンバランスが崩れる原因としては
- 過度なストレス
- 極端な睡眠不足
- 外食ばかりなど偏った食事、絶食
- 産後でホルモンバランスが不安定
- ホルモンに関わる病気を発症した時
などが挙げられます。
なかでもストレスと睡眠は関係が深いので、早めに解決させないと悪循環になりかねません。
ストレスを受けすぎると自律神経を乱し、夜も緊張状態で眠れず睡眠不足に。睡眠不足だと日常生活や仕事に支障が出て、またストレスになります。
どちらも少しずつ解消できるように、ストレスの原因を断ち切る・睡眠不足の原因があるならそれを排除するのが必要です。
オススメな対策法!
少しだけしんどいと思うくらいの運動です!
ジョギングや筋トレやヨガでOK。
気分転換になってストレス解消にもなりますし、身体に程よい疲労感を与えると眠りに入りやすくなり、ぐっすり寝られます。
産後でもないし、健康的な生活をしているのになぜか体調が悪い…薄毛の進行が早い、という場合は何かしらの病気のサインかもしれません。
一度、産婦人科や内科で甲状腺のチェックをしてもらってください。
2. 栄養不足・偏りによる薄毛への対策
先述した「ホルモンバランスの乱れ」の原因でもありますが、単純に髪のために必要な栄養素が食事から摂れていないのならば、健康的な髪が生えるはずありません。
30代にもなると今まで色々なダイエット方法を試してきた方も多いはず。
絶食・ファスティング・断食ダイエット!のような「食べない」系のダイエットは基礎代謝も落ちてしまいリバウンドしやすい体質になることが、世間にもだいぶ周知されてきましたが、髪にとっても当然良くないです。
髪のため(健康のためにも)大切なのはまず材料となる、たんぱく質。肉・魚・卵・豆類などです。
炭水化物をカットしてしまうと、身体は生命活動に足りないエネルギーを、筋肉や髪の毛になるはずだった材料から使ってしまいます。
毎食毎食、バランスの良い食事をそりゃ摂りたいけど…忙しくてとても…。
そんな方は、育毛・発毛サプリメントで、足りない栄養素を補ってみてください。
関連:病院処方と中身が一緒!ヘアバースサプリの効果と口コミまとめ
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3. 頭皮の血行不良による薄毛への対策
指先、つま先が常に冷たい・寒がり・冷え性…。
東洋医学では『未病』の一つにも数えられる冷え。
冷えは血液の巡りの悪さからも起こりますが、血液が巡りにくくなっているということは、髪の根元にある毛細血管へ栄養が行き渡っていないということです。
身体を直接温めることも解決法としては大変手軽ですが、常に湯たんぽや電気毛布を持ち歩くわけにもいきません。
血行が良くなり冷えを解消する為に一番効果的なのは筋肉を増やすことです。
基礎代謝が上がり、燃えやすいカラダになることで、まず体温が上昇します。
二番目に効果的なのはマッサージやストレッチをしてカラダのコリをほぐすこと。
コリとは固まった筋肉のこと。血管の筋肉が固くなっているせいで血管を圧迫して巡りが悪くなってしまっています。
特に、頭皮に近い首や肩周りのコリをほぐしてあげることは頭皮への血行促進にもなるので、デスクワークや家事の合間にでもぜひマッサージをしてみてください。
頭皮環境の悪化・負担による薄毛への対策
カラーリングやパーマ、スタイリング剤が頭皮に直接付くことで、かぶれたり炎症を起こすこともあります。
季節の変わり目で乾燥したり、日焼けしてしまうことも頭皮にとっては負担になります。
上記のような頭皮に悪そうなことは特にしているつもり無いけど…という方でも、気をつけてほしいのが毎日のシャンプーです。
一口にシャンプーと言っても、皮脂多目の人のための洗浄力の高いタイプ、乾燥肌の人用洗の浄力の低めのタイプ、爽快感が欲しい人用の刺激が強めのもの、赤ちゃんにも使える刺激弱めのものなど、さまざまなシャンプーがあります。
程よく潤いを保ちつつ汚れはシッカリ洗浄できるのが理想のシャンプーです。
毎日頭皮に触れるものなので、自分に合ったものを選んで髪と頭皮をケアしてあげましょう。
>頭皮にあったシャンプー
ただシャンプーの目的はあくまで「洗う」ことです。
育毛効果を狙う、シャンプーだけでは補えない潤いを足すのならば、育毛剤の使用も検討しましょう。
お顔に化粧水・乳液・美容液…といろいろ使うように、頭皮にも手厚いケアが必要です。
遺伝による薄毛への対策
女性が遺伝により薄毛になってしまうことはあまり考えにくいのですが、可能性はゼロではありません。
生まれつき薄い、家系全員が薄いなど心当たりがある場合は薄毛専門クリニックへ行き、診察&検査を行うことをおすすめします。
遺伝や先天的なものが原因だった場合、いくら自宅ケアを頑張っても意味がないからです。
薄毛治療の内容は主に内服薬の服用になります。
半年~1年ほど継続して経過を見ることになりますが、医薬品を使うので回復のスピードと効果は自宅ケアのそれとは比べ物になりません。
もちろん遺伝・先天的要因でなかった場合も薄毛治療を受けることは出来ます。
むしろ、もし重度の薄毛に悩んでいるなら「まずは自宅で対策…」なんてのんびりしたことを言ってないで、早めに専門クリニックへ行ってください。
早めに治療を始めれば、それだけ治りも早くなります。
投薬治療で回復できない場合は、植毛やPRP療法(発毛・育毛成分を直接頭皮へ注射する治療法)などの対策もあります。
それでも満足できなかったり、植毛やPRP療法ができないのあれば、薄毛を目立たなくするために頭皮に入れ墨(ヘアタトゥー)を入れるなど、様々な方法があります。
なかなか友人はおろか家族にすら相談しにくいデリケートな悩みですが、そんな時こそ専門家に相談するのが一番安心かつ解決への近道となります。
少しでも気になるのであれば、無料相談に行ってみると良いですよ。
関連:女性の薄毛治療クリニックの選び方。失敗しないための5つの条件
まとめ
いろいろと紹介してきましたが、女性の薄毛は男性と違って様々な要因が考えられるので、対策も沢山しなければいけません。
しかし裏を返せば、ちゃんと対策をしたら治りますし、今後の予防にもつながります。
自分のことにばかり、いつまでも悩んでいられないですよね。
薄毛の悩みなんかパパっと解決して、仕事に・家庭に・趣味に打ち込める、楽しい人生になりますように!