髪は、1日に0.3~0.5ミリ、1カ月で約1.2センチ、1年では約15センチ伸びます。しかし、髪は永遠に伸び続けるわけではなく、一定の期間を経ると自然に抜け落ち、抜けたところからまた新しい髪が生えてくる、ということをくり返しています。
1本の毛髪が成長しはじめてから抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル」といい、平均して4~6年の期間があります。
ヘアサイクルのほとんどの期間は、毛母細胞が分裂し髪が伸びる「成長期」です。
引用元:ヘアサイクル|花王
成長期が長ければ、髪はその分長く成長し、また、太くなる傾向があります。そして、成長が止まる「退行期」(2~3週間)を経て、「休止期」(数カ月)になると、毛根の位置が徐々に皮膚に近づき、その下の方で新たに成長し始めた髪に押し出されるようにして自然に抜け落ちます。
毛髪は1本1本ヘアサイクルが異なり、脱毛の時期がずれるため、基本的には一気にまとめて抜けることはありません。
ごっそり抜けてしまうのは、なんらかの病気が原因。
複数の髪の毛のヘアサイクルを乱し、一気に休止期へ移行させてしまうため。
円形脱毛症なんかがそれにあたります。
ヘアサイクルの乱れ
日本人の髪は平均で約10万本です。
ヘアサイクルから計算すると、1日あたり50~100本程度の髪が抜けることになります。
成長した髪が、100本程度抜けるのは自然な生理現象で、抜け毛を心配する必要はありません。
しかし、「細く短い抜け毛が増えてきた」場合、薄毛の可能性があります。
細く短くなってしまうのは、
「成長期が短くなっている状態。」
成長期が短くなると、髪の毛は成長しません。
もしかすると、休止期や退行期も短くなっているかもしれません。
ヘアサイクルが乱れているかどうか確かめる方法
一般的に言われてるのは、抜け毛を見る事ですよね。
先端のとがった長い髪の毛はOKですが、先端のとがった短い毛があったらNG。
短い毛の定義は、4年間で伸びる長さ以下。
1年で15cmなので、4年で60cm。
・・・そんなに伸びたら、さすがに切りますよね・・・。
切ったら、先端はとがっていないはず。
なので、先端がとがった短い毛なら、ヘアサイクルが乱れてきている証拠です。
あとは、細さ。
細いのは栄養不足のサイン
先端が先細っている+細いのは完全にアウトです。
ヘアサイクルは狂っているし、栄養も全く足りていません。
食生活は乱れていないのに、なぜ細くなってしまうのでしょうか?
それはおそらく、血行不良。もしくは頭皮の毛細血管が減っている証拠です。
加齢や何らかの病気で血管は減っていきます。
薄毛の人のほとんどは、この頭皮の毛細血管が減っているんです。
だから、血管新生作用のあるリアップリジェンヌが効くんでしょう。
(もう二度と使わないけど・・・。)
ちなみに頭皮を叩いても減ります。下手な頭皮マッサージは逆効果というのはそういったところからなんですね。
リアップ以外なら、分泌を促進させる成分を配合したミューノアージュです。
私がこの育毛剤に注目しているのは、血管新生作用があるからなんです。
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