まだ、2ヵ月くらいしかやっていないのですが、
結局イヤになってやめました。
なぜかというと、湯シャンをした翌日、髪の毛を洗ってない子みたいに皮脂で毛束ができてしまい、余計薄く見えてしまったからです。
シャンプーをやめて湯シャンをする目的
- シャンプーによる皮脂の落としすぎを防ぐこと。
- シャンプーの刺激をなくすこと
- 皮脂の過剰分泌を整える
この3つによって、頭皮環境が整えられ、抜け毛が減るという事らしいのです。
しかし、残念なことに私には全く合わず、結局やめてしまいました。
湯シャンを止めた理由
- 残った皮脂+翌日の皮脂が合わさり、夕方ごろには、毛束ができてしまい余計薄毛に見える。(昨日頭洗った?って聞かれるくらい。)
- 1週間は頭皮に湿疹がわんさかできる。
- 3日間ものすごくかゆかった。
- 皮脂の量は遺伝的要素もあるため、昔から皮脂量が多い私はどれだけやっても皮脂のバランスは整わない。
湯シャンをやめた一番の理由は、余計薄毛に見えてしまったこと
・・・これが本当に苦痛でした。
後ろで縛って、ごまかしてはいましたが、たぶんバレてる・・・
(この人、また薄くなってるとか思われてるはず・・・。)
ただこれは多分、私が皮脂の分泌量が多くなってしまう遺伝子を持っているからであって、誰しも必ずなるわけではありません。
遺伝と皮脂量
皮脂の多い・少ないは、遺伝でほぼ決まっています。
もちろん食生活も影響あるとは思いますが、皮脂腺内に存在する悪玉酵素5αリダクターゼの分泌量が遺伝的に多いため、皮脂の分泌量が増えてしまうということ。
5αリダクターゼの分泌量には個人差がありますが、過去の様々な研究によって、その分泌量は遺伝によって決まると考えられています。
5αリダクターゼの活性を持つ遺伝子は優性遺伝子です。
そのため、父親か母親のどちらか一方でも5αリダクターゼの活性がある遺伝子を持っていれば、それは子供にも受け継がれているのです。
引用:湘南美容外科
5αリダクターゼとは、女性男性型脱毛症の原因でもある、DHT(強力な男性ホルモン)を作るための材料。
そしてそのDHTというホルモンが皮脂を増やしてしまう働きをするんです。
遺伝によって5αリダクターゼの分泌量が多い人の場合、おのずとDHTの量も増えてしまいます。
何かしらの方法で5αリダクターゼの分泌量を減らせないのか?と思いますよね?
でも残念ながら、遺伝子レベルで決まっていることなので、5αリダクターゼを減らすことは不可能なんです。
そして、私がまさにその人。
昔から皮脂が多かったです。顔中ニキビすごかったし・・・。
私と同じような遺伝体質の人は、どれだけ頑張って湯シャンしても夕方には頭皮がべたつき、『お風呂入ってない子』のような髪の毛になってしまうんです。
結局、湯シャンはやってもムダどころか逆効果になってしまいました。
頭皮に湿疹+ものすごい痒み
これは、遺伝とは関係なく体験する方は多いようです。
毛穴に皮脂がたまり、炎症をを引き起こしかゆみを発症。頭皮にポツポツと湿疹ができます。
今までシャンプーでしっかり洗っていたのに、シャンプーを使わなくなったので皮膚が対応できていないからなんでしょう。
タモリさんや、福山雅治さんはシャンプーで頭を洗わないそうですが、元々皮脂が少ないからなんだと思います。
モデルの中村アンさんも3日に一回くらいしかシャンプーしないとのこと。
体質はみんな違います。
みんなが湯シャンしてるからといって、自分も可能というわけではないんですね。
結論:湯シャンができる人は限られる
湯シャンができる人の条件。
- 薄毛ではない
- 皮膚の異常はない
- ニキビとは無縁
- 皮脂の分泌過剰もない
- 健康な頭皮をしている
わたしのような薄毛の人間はやるべきではないということです。
やってみてもいいとは思いますが、あまりおすすめはしません。
結局湯シャンはやめて普通のシャンプーに戻したら、しばらくして頭皮の異常は治まりました。
もともと皮脂の分泌が少ない方や菜食主義の方には、もしかしたらいい効果があるのかもしれません。
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