女性の薄毛を確実に治す方法は…無いです!(キッパリ)
いきなり否定してごめんなさい。。。でもこれは本当なんです。
私も7年間薄毛の克服に専念してきましたが、多少回復したものの、薄毛が治ったわけではありません。
女性の薄毛はダムのようなもの
なぜ「薄毛を確実に治す方法」が無いのかと言うと、薄毛はダムみたいなもので、一旦決壊したら止めることができないからです。
薬を使用すれば、そのダムを修復し、しばらくは食い止めることが可能です。しかし、一生飲み続けないと食い止めることは不可能。
つまり、薬は「治すもの」ではなく「薄毛を止めるだけ」ということ。
男性型脱毛症(AGA)の治療薬である、フィナステリドもそう。一生飲み続けないと元に戻ってしまう薬です。
もちろん製薬メーカーは、長期間飲んでもいいように作ってますので、一生飲むことで体がおかしくなることは有りません。
「薄毛が治る」ということは基本的には有り得ません
治るタイプの薄毛は「産後」「円形」「薬物性」「鉄欠乏症貧血症」といった、一時的なホルモンバランスの崩れや、病的なもののみです。
20代~40代に見られるような、分け目が薄くなるタイプの薄毛はFAGA。女性のAGAは一旦発症してしまうと、自然に止まることはありません。
ほとんどの女性の薄毛はFAGAなので、治療薬で進行を止めるしか方法はないんです。
薬を服用するのが嫌な場合は外用薬でもOK
薬を服用するのが難しい場合、リアップリジェンヌなどの外用薬だけでもいいと思います。
軽度の場合は、それだけでも十分効果はあります。
しかし、しばらくするとリアップリジェンヌだけでは防ぐことができなくなってしまいます。
理由は、FAGAの進行度が増してしまうから。
年齢を重ねると抜け毛を抑制するための女性ホルモンの分泌が減少します。これは自然なこと。減少してしまうと、だんだん男性ホルモンの影響力が強くなってきます。
影響が強まると、リアップリジェンヌだけでは対抗できなくなってしまうんです。
外用薬と男性ホルモン抑制剤を併用するのがいい
リアップリジェンヌは髪を生やすためだけの「発毛促進剤」なので、抜け毛抑制効果はありません。
抜け毛を止める、薄毛の進行を食い止めるには、男性ホルモン抑制剤が必須となります。
確実に薄毛を食い止めるなら男性ホルモン抑制剤が必須
男性ホルモンを抑制するものの代表的なものはスピロノラクトンと低用量ピルになります。
どちらもニキビ治療に使用する薬なのですが、ニキビも薄毛の原因と同じなので、効果的と言われています。
- スピロノラクトンは男性ホルモンを抑制する作用がある、利尿剤。
- 低用量ピルは女性ホルモンを増やし、男性ホルモンの作用をへらすための、ホルモン剤。
スピロノラクトンやピルでの薄毛治療は一般化されていない
ほんとに残念なことなんですが、フィナステリドはAGA治療薬として認められているのですが、スピロノラクトンやピルはFAGA治療薬として認められていないのです。
効果は立証されているとのことですが。。。なぜ認証されないのかちょっと疑問。
ただ、処方してるクリニックさんはちらほらあるので、リアップリジェンヌだけでは回復しない!という方は、一度行ってみるといいかもしれません。
スピロノラクトンを処方してくれるクリニック
これは本当に一部のクリニックのみになります。
ニキビ治療は行っているけど、薄毛治療のために出すことはできないというクリニックさんもあります。