ストレスでなぜハゲる?原因とメカニズムの解説と対策法

現代人に多い病気ってストレスが原因で起こるものばかり。

髪にまつわる有名な病気・症状としては『円形脱毛症』がありますよね。

円形脱毛症だけじゃない女性に多い、全体的に髪が薄くなってしまう状態『びまん性脱毛症』も、ストレスが少なからず関係してるんです。

でも「ストレスがハゲの原因になる」って、漠然と知ってはいるものの、詳しい原因までは知らないという方も多いんじゃないでしょうか?

今回は「ストレスが髪にどう影響するのか?」を私なりに調べ、薄毛改善目線でまとめました。

健康的な髪を守るための参考になれば嬉しいです。

ストレスで自律神経が乱れる

自律神経の乱れが直接ただちにハゲさせる、わけではありません。

自律神経の乱れから起こるカラダの小さな不調が、長く放っておくとジワジワと髪にも悪影響を及ぼします。

ちなみに自律神経が「整っている」とは『交感神経(興奮モード)』と『副交感神経(リラックスモード)』の切り替えがスムーズな状態のことです。

引用元カルピス

◆切り替えがうまくいかない(つまり自律神経が乱れている)場合

  • 休みたいのに、落ち着かず休まらない
  • 気を引き締めて仕事をしたいのに、ダルくて集中できない

心と体がチグハグな状態が発生してしまいます。

この厄介な状態が長く続くこと自体がストレスになり、さらに自律神経が乱れまくってしまう!という悪循環も起こしかねません。

自律神経の乱れが引き起こす主な症状

カラダが冷えやすくなる

交感神経が活発になる興奮モードの時、集中力を上げるためには脳に血液を沢山送らなければいけません。

とは言え、どこからともなく血液が湧いて出てくるわけありません。集中するたびに毎回輸血するわけにもいきません。

どうするかと言うと、手や足など末端の血管を「わざと狭く」するんです。

一部の血管を狭くした分、脳への血液は増えます。これで一時的に集中力は上がります。

しかし毛細血管内の血液量は少なくなるので、手足は冷たくなり、全身の血行は悪くなってしまいます。

興奮モードの後、リラックスモードにちゃんと切り替われば、脳に集まった血液も手足に戻ってくるのですが、自律神経が乱れることによって脳の興奮状態が続くと、血管はずっと狭いまま…。

慢性的な冷えに繋がります。

『体が冷えていて血行が悪い=髪の毛に栄養が行き渡らない』となり、髪が衰えてしまうんです。

夜眠れなくなり、日中だるくなる

交感神経が活発な時は脳が興奮しているので眠気が起きにくくなります。

普通は朝起きたときに交感神経が活発になり始め「さぁ今日も一日頑張るぞ!」という気分にさせてくれます。

そして夜になるにつれ交感神経は穏やかになり、かわりに副交感神経が活発になることによって「ね…眠い…」となるのが健康な人です。

でも夜、副交感神経に上手く切り替えられないと、せっかく布団に入ってもなかなか寝付けない、カラダは疲れていて休みたいのに目が冴えている…という日々が続いてしまいます。

結果、上質な睡眠をとりづらくなるので成長ホルモンの分泌が減り、薄毛を招いてしまうのです。

そして深夜、酷いと明け方にようやく副交感神経に切り替わり、リラックスモードになってやっと眠れたと思ったら、もう起床時間…。

今度はリラックスモードから興奮モードになかなか切り替わらず、バリバリ仕事をするべき日中に、だるさが残ってしまいます。

眠気からミスを連発してしまってまたストレスに…ストレスで自律神経乱れてまた夜眠れない…そんな悪循環になってしまいます。

食欲がわかない

交感神経が活発になり興奮モードになると、腹圧が上がります。

ようは胃が押しつぶされて小さくなるんです。空腹を感じにくくなるし、吐き気すらすることもあるのはこのためです。

それに伴い胃酸の分泌も少なくなるので、この時に無理に食べ物を口にすると消化不良となってしまうことも。

ストレスで食欲がわかず、ごはんを食べられないと、髪に必要な栄養素が足りなくなってしまいます。

自律神経の乱れと薄毛の関係性はこれだけ。でも…

自律神経の乱れから起きるカラダの不調のうち、特に薄毛に関係しそうなものだけを紹介しました。

血行、睡眠、栄養。

どれか1つ欠けただけでも髪に影響するのに、ストレスで3つとも全部台無しに…。

ここまで紹介しただけでもストレスの恐ろしさがおわかりいただけると思うんですが、まだあるんです…。もう聞きたくないよー!

ストレスで免疫機能がおかしくなる

 

このあたりはまだ解明されていない部分も多いのですが、ストレスが原因で人間のカラダに備わっている免疫が暴走→髪の毛の細胞を攻撃してしまい抜け毛になるという説はかなり有力です。

ふつう、免疫細胞は外部から侵入してきた「病原菌だけを攻撃」し、私達の身体を守ってくれています。

その免疫機能が、ストレスにより敵と味方の区別がつかなくなってしまう状態に混乱するということです。

想像するなら、昨日まで味方として守ってくれてた警備員が突然こっちに向かって銃を乱射してくるような状態です。恐ろしい…。

髪が抜けるだけでなく、もっと重大で命にかかわる病気に繋がることもあります。

ストレスが強いと体内で活性酸素が大量に作られる

人間が生きていくうえで空気、つまり酸素は欠かせないですよね。

吸い込んだ酸素は一部が体内で活性化され、強力な酸性を持つ「活性酸素」へ変化します。

英語でスーパーオキシド。カッコいいです。

その強力な酸で、からだの外から侵入してきた細菌や病原菌を殺してくれたりなど頼もしい存在ですが、増えすぎると細胞を傷つけてしまいます。

なんかさっきの免疫機能暴走でも同じような現象になってましたよね。お前もかー!

ただこの活性酸素に対しては、増えすぎないように防御する機能があらかじめ備わっています。

しかし、その防御機能を発揮するためにはビタミンCやE、カロテノイドなどの栄養素がたくさん必要です。

…髪のためにも必要不可欠なものばかり被っている(泣)

つまり、ストレスで活性酸素が大量に作られる→防御するために栄養素も大量に使う→髪の分の栄養素が無くなる

という流れになってしまいます。

所詮、髪の毛って人間が生きていく上での優先順位は低めなんです。

そりゃ活性酸素から細胞を守るほうを優先するに決まってますよね。

ストレスを少なくして、なるべく過度に活性酸素が作られないように努力し、常日頃から栄養素はたくさん摂る必要があります。

ストレスで食生活が乱れる

「疲れた時には甘いものがいいよね!」わかる、わかるよ~。

わかりますが、体のこと・髪のことを考えたらそう甘いものばかり食べちゃあいけません。

そもそも『疲れたから』甘いものが食べたくなるのではなく、ストレスを打ち消して幸せになりたいから、『手っ取り早い手段』として甘いものが欲しくなるんです。

人によってはお菓子ではなく揚げ物や大盛りの白いご飯を食べたくなるかもしれません。

ストレスを感じると幸せホルモンである「セロトニン」が不足します。

でも甘いもの・好きな食べ物をほおばると、一時的にでも幸せな気分になれますよね?

これが一種の麻薬のような感覚になり、ストレスを感じれば感じるほど、糖質や脂質を欲するようになります。

また最近ではストレスホルモンとして名高い「コルチゾール」というホルモン。

ストレスを感じると分泌されるホルモンですが、このコルチゾールは満腹中枢を鈍くするはたらきがあります。

加えて、食欲を増進させるホルモンの分泌も増えてしまいます。

「そんなこと言ったって、ちょっと太る程度じゃない。髪に影響あるの?」と思いますか?大いにあります。

甘いもの・脂っこいものの食べ過ぎや乱れた食生活は、皮膚トラブルを引き起こします。

頭皮のにきびやフケ、かゆみなど…放っておくと「脂漏性皮膚炎」の原因となり、ひどくなると毛根にまで炎症が広がります。

結果髪が抜けます。

ストレスは発散するのも大切だけど、そもそも溜めないようにするのが一番!

多少のストレスは人生を豊かにしてくれますが、心を病んで髪も傷んでしまうような大きすぎるストレスからは、もう逃げて下さい!逃げるが勝ち!

いくら上手く発散したって、またすぐにストレスが溜まってしまっては意味無いです。

逃げて、平穏な生活を取り戻して、カラダに良いものを食べて・ゆっくりお風呂に入って・たくさん寝て下さい!

健康でキレイな髪を復活させるには、まずそこからです。

不快なストレスとはおさらばして、自然に幸せホルモンが出てくるような毎日にしましょう☆

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