今回は分け目から全体にスカスカタイプの30代女性。
5年ほど前から薄毛に悩み、最近特に酷くなったとのこと。
この写真一つ見て判断は全くできないのですが、質問をたどっていくと、意外な事実が。
この女性の薄毛の原因は低血圧かも?
以前から同じ位置で立ちっぱなしでいるといきなりめまいが起きて気分が悪くなり息切れや顔面蒼白などが起こる事がたまにあります。
立ち仕事をなさっているとのことですが、たまに顔面蒼白とめまいが起きるとのこと。
めまいや顔面蒼白は、主に鉄分不足や低血圧が原因です。
その後血液検査を行い、貧血ではなかったとのことですが、ひょっとしたら別の病気なのかもしれません。
遺伝的低血圧と甲状腺機能低下症
<この方の症状>
めまいが起きるときは必ず、朝からだるい状態が続く。
<可能性として高いもの>
・遺伝的な体質からくる「本能性低血圧」
・疾患が原因となる血圧の低下「症候性低血圧」
本能性低血圧とは??
本能性低血圧は若い女性に多く、やせ型で虚弱体質の人に多くみられます。
自覚症状のない場合と、全身の倦怠感やめまい、頭痛、動悸などさまざまな症状がみられる場合があります。
症候性低血圧とは?
疾患の症状として起こる低血圧のことです。
主な原因疾患として有名なものだと、心筋梗塞や不整脈などの心臓の疾患、肺塞栓などの肺の疾患、甲状腺機能低下症(橋本病)やアジソン病などのホルモンの疾患があります。
そのうち、甲状腺機能低下症(橋本病)は薄毛の原因にもなります。
もしかするとこの方は、甲状腺機能低下症だったのかもしれません。
甲状腺機能低下症はレディースクリニックで検査出来るので、以下の事に少しでも心当たりのある方は一度検査してみたほうが良いかも。
□ なにをするのも億劫である(無気力である)
□ 皮膚が乾燥してカサカサする
□ 寒がりになった
□ むくみがある
□ 髪や眉がうすくなった
□ 声がかすれたり低い声で話すようになった
□ 便秘がちである
□ 物忘れが多くなった
□ 食欲がない
□ 体重が増加した
ちなみに私も20代の頃に一度検査してもらいましたが、若い女性でこの病気にかかる人は少ないらしく「あと10年は検査不要だね」って言われました(笑)
もう一つの原因。旦那の不倫
旦那が不倫をしています。仕事の帰りが遅くなり、携帯もずっと触っているので怪しいと思い、問いただしたらあっさり不倫を認めました…。
旦那は不倫相手に本気のようで、不倫が分かってからも不倫相手と会っている様子です。
子供がまだ3歳と1歳未満で離婚も考えましたが、子供の事を考えるとなかなか離婚したくありません。
でもこのまま夫婦生活を続けていく自信もなくどうすればいいのか悩む毎日です。。
この旦那、バレてからもよくまあ堂々と不倫ができますね(怒)
お子さんがまだ小さいので離婚したくないのは分かりますが…多分この旦那それを分かってて見つかっても不倫を辞めないんだと思う。
実家に戻るとかなんとかして、なんとかこの旦那と離婚してほしいです。
信じてた旦那が不倫してたとか、ショックとストレスは半端ないと思います。
以前から気づいていたようなので、長い間もやもや~っとストレスを感じていたんじゃないかな…。
仕事に育児に旦那の不倫…。そりゃホルモンバランス崩れますし、薄毛にもなりますよ…。
薄毛はこの旦那のせいかな?
どういう家庭状況かわかりませんが、ホントだったら旦那はもっとサポートするべき。
この30代女性の薄毛の解決法
まずは、ストレスをなくすこと。
・旦那を捨てる
・実家に戻って、育児のサポートをしてもらう
・立ちっぱなしではなく、座っていてもできる仕事を探す
・食事が不規則だったり、栄養不足の可能性もあるので、食生活を見直す
かな。
原因を取り除くだけなら、コレくらいで多分大丈夫。
でも一度なってしまった薄毛を改善する方法は、薄毛専門医のいる病院へ行くことです。
クリニックで病気の検査も可能ですし、薬による治療も可能です。
あと、この方は低血圧なのでリアップリジェンヌは使用できません。
リアップリジェンヌは血圧を下げる作用があるので、余計めまいやたちくらみが起きる危険があります。
自己判断で薬に手を出すのではなく、必ず医師の診察を受けてから自分に合った薬を処方してもらうべきですね。
最後に
この方の薄毛は、低血圧・ストレス過多によるものと考えられます。
もし同じように薄毛で、同じように低血圧なタイプの方は、なるべく早めに病院へ行ってください。
低血圧の方は、リアップリジェンヌは使用できません。
市販薬が使えないとなると、自力で薄毛を治そうというのはかなり遠い道のりになるか、治らない確率の方が高いです。
薄毛も診てくれるクリニックでしか回復の見込みは無いでしょう。
相談だけでも一回行ってみてほしいなぁ…。この方がその後どうなったのかがすごい気になる…。
◆この記事の参考元
https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=ketsuatsu_tei
https://www.sofy.jp/ja/advice/during-period/09.html
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