- 頭皮湿疹が全然引かない、緩和されない
- 皮脂をしっかりとるシャンプーに変えたけど引かない。
- 市販の薬を塗っているけど治らない。
- 湯シャンに変えてみたけど、悪化する。
などなど、様々な方法を試していても治らない。という方があとを絶ちません。
確かに上記の事を試せば引きそうな感じはしますが
『頭皮湿疹の原因にあった対処法』を行っていないと治るものも治りません。
最悪の場合、悪化し脱毛の原因となる可能性もあります。
きちんとした方法で早めに対処するのが早期治療のカギです。
まずは、自分の頭皮の状態と原因をはっきりさせましょう。
頭皮の状態は脂っぽい
頭皮が脂っぽい方は、まず皮脂を抑えなければなりません。
そのためには洗浄力の強いシャンプーを!・・・と言いたいところですが、洗浄力の強いシャンプーは逆に皮脂をさらに分泌させる原因となる場合があります。
皮脂を取り過ぎると肌のバリア機能まで取り除いてしまうので、頭皮が『今までの皮脂量じゃ守れないんだ!』と焦って以前より多く皮脂を分泌するようになってしまうんです。
無添加で低刺激のシャンプーするのがオススメ!
薬局に売っているような安めのシャンプーは洗浄力の強い成分が入っていることが多いのでなるべくやめましょう。
これでシャンプーはもう大丈夫ですね。
でも、まだ安心してはいけません。
頭を洗うのはシャンプーだけではダメです。
皮脂をしっかり落とすにはもうひと手間かけます!
※これは管理人が実行して見事に頭皮がきれいになったので自信をもってご紹介します。
育毛サロンへ行くと(1回だけいった事があります)シャンプーの前に蒸気で毛穴を開くスチーマーのようなものを被されます。
このスチーマーこそがカギ。
蒸気で毛穴を開いて指で強くこすることなく、少ない刺激で皮脂汚れをしっかり除去する。
これが最高のシャンプー法なんですね。
とっても簡単に自宅でできます。
その方法とは蒸しシャンプー法。
毛穴スッキリ蒸しシャンプーのやり方
用意するもの
・お風呂ケープ
これだけ!
お風呂ケープはAMAZONや100均のミーツにうってましたが…もう売ってませんでした😥
代用品としては
これがピッタリなんですが、高すぎ・・・。
なので、↓でいいかも。
ホントは、頭まですっぽりかぶって、一番汗をかきにくい頭頂部から汗を出したいのですが・・・。
こんな感じ(笑)
けっこう恥ずかしい感じになります(笑)
頭は、バスタオルを巻いてもいいかもしれないですね!
とにかく、汗をかけばいいので、代用できるものがあるなら何でもOKです。
少し熱めのお湯につかる
これを被りながらちょっと熱めのお湯に肩まで浸かります。
おそらくすぐに熱くなってきます・・・ですが絶えます。
10分もすると汗がツーっと垂れてきます。
そこからが勝負です。
しばらくすると頭頂部まで汗をかいてきます。
そうなればOKです。
お湯で汗を流し、優しくシャンプーしてください。
この時、こすらなくてもOK。やさしくなでるだけ。
汗で皮脂や汚れが浮き出てくるので、泡で洗う優しくソフトな感じで良いんです。
深く深呼吸していると早く発汗してきます。熱めのお湯がきつかったらぬるくても可能です。
要は汗をかけばいいだけなので。
熱めのお湯にした理由は私が汗をかきにくい体質で、早く体温を上昇させる為です。
週に2~3回ほどで良いです。毎日は乾燥しやすくなってしまいます。
注意事項をよくお読みください。
※この方法は心臓の弱い方・高血圧の方・血管、血液の病気の方、サウナがダメな人は絶対にやらないでください。
※飲酒後は絶対にやらないでください。立ちくらみなどを引き起こす危険性があります。
※のぼせそうと思ったら即座に中止してください。
※結構体力的にも負担の大きい方法なので辛い、きついと思ったらやめてください。
※お風呂から出たら、お水を飲んでください。脱水症状を起こします。
頭皮が乾燥しがちの方
頭皮が乾燥してたら毛穴に皮脂が詰まらないから頭皮湿疹できないんじゃない?と思われがちですが、実はできてしまうんです。
頭皮の皮脂分泌量が少なくなり、肌バリアの『皮脂膜』が作れません。
すると角質層の水分がどんどん蒸発します。水分を失った角質層は角化異常を起こし、角質は固くなり分厚くなります。
毛穴はやせ細り、古い角質は剥がれ落ちにくくなってしまいます。
毛穴がやせ細るどうなるのかというと、少しの皮脂で毛穴つまりを起こして頭皮湿疹を引き起こします。
結局、乾燥してても脂っぽくても湿疹はできてしまうんです。
顔のケアと同じく皮脂量のバランスがとても重要なんです。
頭皮が乾燥しがちの方は、保湿を重点的にしたほうが良いです。
そのためには頭皮のことを考えた保湿重視の低刺激シャンプーがオススメです。
関連:無添加シャンプーharuってどんなシャンプーか試してみた!7日間使用した感想
脂っぽい方向けに紹介した『半身浴』はNGです
絶対にやっちゃだめです。
頭皮の水分を蒸発しすぎて、さらに乾燥し悪化を招く恐れがあります。
頭皮湿疹に効果的な市販薬。ムヒHDとメディクイックh
頭皮湿疹で有名な市販薬はムヒHDとメディクイックhですよね。
確かにあの2つが頭皮湿疹には大変効果的な薬なんですが、即効性に優れているだけなんです。
湿疹のできている個所に塗布すると翌日には引いたりするのですが、またすぐできてしまいます。
要するに根本的な原因を解消していないので何度もできてしまうんです。
仕事や勉強に支障をきたすほどの痒みやとにかく気になってしまう痛いニキビができてしまった時に使用するような薬ですので、一時的な薬と考えてください。
上記で書いたような対策をしながら塗るとより早く湿疹が引いていくかもしれませんね。
それでも湿疹が引かない場合
上記でご紹介した自分に合った対処法や市販薬を使用してもまったく引かない場合、『脂漏性皮膚炎』の疑いがあります。
関連:頭皮湿疹・かゆみは「完治しない」脂漏性皮膚炎!再発予防が大事!
脂漏性皮膚炎になってしまったら頭皮にいる菌が原因なので、病院で処方される抗菌剤を使用しなければなりません。
ですので、いくらシャンプーを変更したからといって湿疹が引くわけではないんです。
脂漏性皮膚炎になったらまずは病院へかかることを強くお勧めします。なぜ強く勧めるのかと言いますと脂漏性皮膚炎は軽度の方は2ヶ月程で収まるようですが、重度の場合ですと最悪1年~数10年かかるといわれております。
ですので早めに病院へ行くことを推奨します。
病院へ行くとステロイド剤(ムヒHDやメディクイックhの強力版)とニゾラールローションやクリームが処方されると思います。
ニゾラールとは抗真菌剤で脂漏性皮膚炎の原因である『マラセチア真菌』を抑制する医療用成分ケトコナゾールを配合したものです。
このニゾラールローションやクリームを使用すれば、ほとんどの方が改善されます。
しかしニゾラールローションやクリームは市販されていませんし、処方箋なしでは購入できません。
放置していたら、炎症は毛根まで広がってしまうので抜け毛を増やしてしまいます。
すぐに病院へ行ってください。
食生活の改善
これは本当に一番重要なんじゃないかってくらい重要です。
食生活を変更するだけで皮脂量が変わることがあります。
肌にいいビタミンやミネラルを積極的に摂取してください。
具体的にはビタミンA・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE・亜鉛などです。
サプリメントで補ってもいいですが天然のビタミンでないとほとんど吸収されません。
しかし摂取しないよりはしたほうがいいので、できるなら摂取しましょう。
皮脂量を抑えるのにオススメ。
クミスクチン茶。
結構昔に流行ったクミスクチン茶ですが、毎日飲むと、皮脂量を抑える働きがあるので摂取してみてもいいかもしれません。
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