※
頭痛ではなくて頭皮表面が何だかヒリヒリするして痛いなど、いつもとは違った違和感が出たことありませんか?
頭皮も顔などを同じ皮膚の一部です。
痛みがある時は皮膚炎や神経痛になっている場合もありますので、放置せずきちんと対処しましょう。
痛いのは後頭部?もしかすると後頭神経痛かも
※
頭のてっぺん辺りから後頭部全体にかけて、ヒリヒリと痛みがある場合には「後頭部神経痛」の可能性があります。
原因としては、肩や首のコリからくる筋肉の緊張状態が神経を圧迫していることにあります。
痛みについては、電気が走る様なピリッとした瞬間的な痛みで、秒単位から時単位で繰り返します。
痛みがない時は肌が痺れている様な感じがすることもあり、その他には特徴的な症状はありません。
数日から数週間で自然に治る症状ですが、痛みが酷い場合や継続する場合は脳神経外科の受診をお勧めします。
ヒリヒリして痛いのは頭皮が炎症を起こしている
一瞬の痛みではなく継続的にずっとヒリヒリと痛い場合は、頭皮が炎症を起こしている可能性があります。
炎症の場合は、その原因を追求して取り除くことが必要です。
炎症の特徴としては、痛い箇所が突っ張っている様な感覚や実際に見ると赤くなっていることもあります。ちょっ触れただけでも痛かったり、押すと痛いので、炎症している箇所を見つけやすいです。
頭皮が敏感になっているので、髪を結ったり分け目を変えずにいたり、帽子を被ったりなどの刺激でも痛みが酷くなる場合があるため、できるだけ刺激を与えないことが大切です。
乾燥気味でフケの様な白い粉がパラパラと落ちることもあります。
頭皮が炎症を起こす原因
頭皮が炎症を起こす原因にはいくつかあり、主に乾燥、接触性による湿疹、爪などによってできた傷、日焼けなどが考えられます。
炎症を起こしているのであればすぐにやめること、思い当たることがある場合は気をつけましょう。
乾燥が原因
・シャンプーで必要な皮脂まで洗い流してしまっている
・エアコンや紫外線、ドライヤーなどを使いすぎている
接触性による湿疹
・シャンプー、整髪剤などが頭皮にあっていない
・枕カバーなど頭皮に触れるものがあっていない
爪などによってできた傷
・爪を立ててシャンプーをしている
・爪が伸びている
日焼け
海やプール、太陽の下で長時間過ごす
頭皮の炎症対策
頭皮が炎症を起こしてしまったら、すぐに原因を知り改善することです。
炎症を起こさない様に、以下のことに気をつけましょう。
乾燥による炎症対策
シャンプーの見直しと回数を減らしましょう。
市販のシャンプーは乾燥しやすい人には強いので、アミノ酸系シャンプーがオススメです。
シャンプーの前後はぬるめのお湯でしっかり洗い、シャンプーのすすぎ残しがない様に気をつけます。
タオルドライ後には、ドライヤーを使ってきちんと乾かします。
頭皮から20cm以上離し、15分程度で乾かす様にしましょう。
接触性による湿疹による炎症対策
湿疹ができ始めた原因をつき止め、使用を中止するなど頭皮に触れない様にすること。
新しいものを使い始めて、かゆみや痛みが出た場合は、接触性湿疹の可能性があると知っておくべきですね。
原因がなくなれば自然と治ります。
すでに湿疹がひどくなっている場合は、皮膚科で見てもらうことをおすすめします。
爪などによってできた傷による炎症対策
・爪を切る
・洗髪時は指の腹で洗う
・頭皮が痒くても爪を立ててかかない
日焼けによる炎症対策
・帽子
・日傘
長時間炎天下に頭皮を晒さない様に注意!
頭皮は顔の肌よりは丈夫だけど…
頭皮は顔の皮膚より分厚です。基本的にそこまでヒリヒリしたり炎症をおこしたりすることはありません。
しかし、一度なってしまうと、再発しやすくなってしまいます。
そうならないように、普段からきをつけていきたいですね。
コメント