かぶれとは、頭皮が炎症を起こしている状態です。
頭皮が炎症を起こすと毛穴にも炎症が広がり、最悪の場合、毛根も炎症を起こしてしまいます。
毛根が炎症を起こすと、毛乳頭は栄養の供給をやめてしまい抜けてしまいます。
毛穴に炎症が起きて、抜け毛が増えてしまう例として、円形脱毛症があります。
円形脱毛症とはストレスなどによって免疫異常を起こし、急激に抜け毛を増やす脱毛症のこと。
頭皮にかぶれが起きているからと言ってなるものではないので安心してください。
頭皮のかぶれの主な原因
よく言われるのは、毛染め、シャンプーやリンス、整髪料によるもの。
これらには、化学成分が含まれているので、アレルギーなどでかぶれを引き起こしやすいと言われています。
特に、整髪料は頭皮につけたまま寝てしまうと、長時間にわたって頭皮に刺激を与えられるので、かなりの負担になってしまいます。
例:女性用ロゲインによるかぶれ
これは私のこと。
かぶれた状態をお見せできないのが残念ですが、私は女性用ロゲインによって頭皮がかぶれ、大量の抜け毛にみまわれました。
頭皮の状態は、赤みと細かいぶつぶつ。(触るとざらざらしたような感触。じんましん?のような感じ)
特に頭頂部に発生していて、痛みは無く強いかゆみがありました。
かけばかくほど、悪化していき、せっかく生えた髪の毛が抜けてしまったというわけです。
行った対策
まずは女性用ロゲインをやめました。
(もう、ほんとに嫌いです。使わなければよかった・・・。)
皮膚科へ行き、脂漏性皮膚炎用の薬をもらって、治療に専念。
もらった薬は忘れましたが、弱めのステロイドと炎症とかゆみ止め用の飲み薬でした。
よくはなってきたのですが、自分でもなんとかしたいと思ってしまい、頭皮に優しいシャンプーを購入しました。
薬とシャンプーのおかげで、しばらくしたら頭皮は回復してきました。
間違った頭皮のかぶれ対策
早く症状を抑えるには、薬は必要です。
シャンプーを変えたからと言って、すぐによくなるわけではありません。
薬によって、現在発症している症状を抑え、また発症しないように、優しいシャンプーに変えたという感じです。
NG:頭皮ケアシャンプーの使用
「頭皮ケアしなきゃ」といって、かぶれているのに洗浄成分の強いシャンプーを使用してしまうのは絶対にさけるべきです。
ちゃんと、洗浄成分の優しいタイプのシャンプーを調べて購入したほうがいいです。
「頭皮ケア、毛穴ケア、頭皮に優しいシャンプー」
言葉に騙されてはいけません。ちゃんと成分を見ましょう。
アミノ酸系シャンプーなら
・ココイル系
・ベタイン系
というように分けられます。
(上から優しい成分順。)
詳しくはまた後日書きます。
上記の成分を含んでいないようであれば、おそらく洗浄力がつよく、余計頭皮がガサガサになったりかぶれを悪化させてしまう恐れがあるので、気を付けましょう。