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発毛剤とは?
女性用の発毛剤は以下の2つ。
- 発毛効果のある成分ミノキシジルを配合した医薬品(リアップリジェンヌなど)
- 男性ホルモン抑制作用のあるスピロノラクトンを配合した医薬品
スピロノラクトンについて
- スピロノラクトンとは、元々重度のニキビ用治療薬。
- ニキビは男性ホルモン(DHT)の影響。スピロノラクトンにはDHTの働きを阻止する働きがある。
- DHTは薄毛も引き起こすため、スピロノラクトンが効果的であると考えられた。
ただ、実際に使用している病院はほぼなく、今のところ東京ビューティークリニックのみとなります。
服用前に必ず、スピロノラクトンが服用可能かどうか、服用可能な分量を決めるための検査が必須となります。
病院でしか検査はできないのでスピロノラクトンを検討するなら病院へ。
また、個人輸入もできるようですが、個人輸入は死亡例も報告されています。何が配合されているのかわからないので、絶対にやめましょう。
スピロノラクトンの副作用
副作用が出る可能性はかなり高め。副作用の辛さと薄毛の改善度を天秤にかけると、微妙という医師もいらっしゃいます。
生理不順になりやすいので、ニキビ用の場合は低用量ピルも同時に処方されます。
利尿作用があり、血栓症・便秘などさまざまな副作用があります。
ミノキシジルについて
- ミノキシジルは元々降圧剤。降圧剤とは、高血圧患者の血圧を下げるための薬のこと。
- 副作用に多毛症があったことから、発毛剤になった。つまり発毛はミノキシジルの副作用。
- 元々血圧を下げる薬なので血圧が低い人はふらつき・動悸・めまいなどが起こりやすい
- 男性より女性のほうが効果も副作用も出やすい。(専門医に確認済)
- クリニックでは男性用の5%も処方可能だが、副作用が強いので発症したら即中止。
ミノキシジルの副作用
多毛症(ムダ毛の増加)・ふらつき・めまい・動悸・吐き気・頭皮のかぶれ・かゆみ・赤みなど。
海外製ミノキシジル配合医薬品
ロゲイン・フォリックス・カークランドなど、海外製は異物が混入した偽物が多いとも言われているので、購入はやめましょう。
関連:健康被害や死亡例もある個人輸入は危険!厚生労働省も警告している
発毛剤・医薬品の種類
外用薬
リアップリジェンヌ
大正製薬から販売されている唯一の女性用発毛剤。ミノキシジル1%配合
ロゲイン
アメリカ製の発毛剤。日本で購入する場合はクリニックか個人輸入のみ。ミノキシジル2%配合。
男性用(リアップX5等)
ミノキシジルを5%配合している発毛剤。日本でも購入はできるが女性は購入不可。男性名義なら購入可能。最近ではメディカルミノキなども販売されている。
内服薬
ミノキシジルタブレット
海外製のミノキシジル内服薬。血液で運ばれるため、全身をめぐる。副作用が強く出るが効果は外用薬の数十倍。
スピロノラクトン
抜け毛の原因である、男性ホルモンを阻害する薬。多少効果はあるようだが、副作用のほうが強くでる。購入は東京ビューティークリニックのみ。もしくは個人輸入。