「夕方になると髪がぺたんこ!」
「髪が脂で毛束になってて気持ち悪い!」
そんな方に朗報です。
頭皮の皮脂量をチェックする、とっておきの方法をご紹介いたします。
自分がオイリー頭皮なのか、ドライ頭皮タイプなのか気になる人はぜひチェックしてみてください!
頭皮の皮脂をチェックする方法はどんなものがある??
ネット上だけですが、ざっと調べてみました。
- 数秒で完了。500円玉チェック法
- 30分ごとに。あぶらとり紙チェック法
- 洗髪後。指で押すだけチェック法
だいたいこの3つくらいですね。
で、チェック法の内容を見たのですが、正直これだけで皮脂量が多いか少ないのかホントに分かるの??って感じの内容でした。
んじゃまあやってみればいいか!ということで、全部やってみました!
1. 数秒でOK。500円チェック法
まずはじめにいつけたのは、すぐ終わる500円チェック法。
手順をざっくり説明すると・・・
500円チェック法の手順
- おでこを軽く拭く
- 上を向いておでこに500円玉をのせる。
- そのまま正面を向く。
500円玉が落下するまでの「秒数」で皮脂量のチェックができるというもの。
3秒程度で落下…正常な皮脂量
3秒以上で落下…皮脂量多め
5秒を超えてなお、おでこに500円玉が張り付いたままなら、かなり皮脂量が多い状態ということになります。
ちなみに、おでこを使用するのは、頭皮と皮脂量がほぼ一緒なので、他の部位を使用するよりも近い結果を得やすいからとのこと。
【実践】500円玉+タオルのチェック法をやってみた!
「500円玉はちょっと重すぎるんじゃ…?だれでも即落下するんじゃないの??」とは思いつつ。
※硬貨をそのまま肌に着けるのはちょっと汚い気がしたので、食器用洗剤で洗って熱湯をかけて乾かしたものを使用しました。
案の定、500円玉を「のせただけ」の状態から正面を向くと数え始める前から即落下したので、「のせただけ」から検証するのはやめました。
500円玉をおでこにギュッと押さえつけてから正面を向くと、数秒経って落下しました。
結果としては正常な皮脂量って事なのかな?でもなんか納得がいかない…。
乗せるだけ・押さえつける方法の2つを検証
というわけで、2つのパターンに分け、ストップウォッチも使って正確に測ってみました。
→ 42秒で落下
・夜、洗顔後すぐに、500円玉をおでこにギュッと押し付けてから
→ 53秒で落下
このときの「洗顔直前」というのは化粧をしたまま、タオルでおでこを軽く拭いただけの状態、「洗顔後すぐに」というのはメイク落としと洗顔が終わりタオルで水分を拭き取った直後(化粧水等なにもつけていない)状態とします。
えっと…これって相当皮脂量多いってことになるんでしょうか…(ガーン)
それともギュッと押さえつけすぎた?
洗顔後の方が皮脂量少なくなっているはずなのに長い時間張り付いていたというのも気になります。
このチェック方法は失敗かなぁ…。
☆500円玉とタオルを使ったチェック方法の結果…
私は「皮脂量かなり多め」
頭皮の皮脂チェック方法 その2
あぶらとり紙を使ったチェック方法です。
普段どおりシャンプーで洗髪をします。正確にチェックする為に、トリートメントやコンディショナーなどは使わないでください。
髪を乾かします。自然乾燥だと長い時間をかけて乾かしている間に皮脂が出てしまうので正確なチェックができません。ドライヤーを使いなるべく早く乾かしましょう。
乾かしたら30分後・60分後・90分後それぞれ、頭皮にあぶらとり紙を当ててみます。(地肌の見えやすいつむじ部分や生え際がオススメ)
- ドライヤー後30分以内で脂がつく人→脂性肌
- ドライヤー後60分前後で脂がつく人→普通肌
- ドライヤー後90分以上で脂がつく人→乾燥肌
やってみた
手の脂と見間違うといけないので、あぶらとり紙を持つときはビニール手袋を使用しました。
▼結果はこんな感じ
30分後・60分後の写真だけではわかりにくかったので、寝起きのつむじとおでこに押さえつけたあぶらとり紙も比較対象として並べてみました。
(お見苦しいものをすいません;;)
う~ん、つむじはやっぱり髪の毛に邪魔されて地肌(頭皮)まであぶらとり紙がくっつかないせいかわかりにくいですね。
でも30分後のおでこの方は、若干皮脂っぽいものも見受けられるような…見られないような…。
60分後のおでこは、ところどころ脂が出ているような気がします。
(チェックのためにトリートメントやコンディショナーを使っては行けないとのことでしたが、使わないとさすがにバッサバサになるので毛先だけトリートメントしました。)
☆あぶらとり紙を使ったチェック方法の結果…
私は「普通肌」でした。
頭皮の皮脂チェック方法 その3
特に道具を使わないでチェックする方法になります。
いつも通りにシャンプーして、ドライヤーで髪を乾かします。
10分後と1時間後に、指の腹で頭皮を軽く押してみて皮脂がつくかどうかでチェックします。
10分後ですでに皮脂が出ている→「オイリー(脂性)頭皮」
1時間後に皮脂が出ている→「正常な頭皮」
1時間後の時点でも皮脂が出ていない→「ドライ(乾燥)頭皮」
皮脂が出ているかどうか指だとわかりにくいならば、ティッシュやあぶらとり紙を使いましょう。
ティッシュまたはあぶらとり紙を頭皮に押し付け、しばらく置いて乾かします。すると汗や水分だけが蒸発するので皮脂が見えやすくなります。
やってみた
※トリートメントは毛先のみ使用。
指でのチェックだけではわかりにくいかと思い、方法その2でも使った「あぶらとり紙」も使ってみました。(もちろんビニール手袋使用)
▼結果はこんな感じ
うーん、10分後のあぶらとり紙はちょっと力を入れすぎて髪がシワシワになっちゃったので見にくいのですが…皮脂は出てないって事で良いんじゃないでしょうか…?
未使用のあぶらとり紙と比べても色が透明になっている(皮脂が付いている)部分は無さそうです。
ちなみに指の腹で押してみたところ、少し汗で湿っぽい感じだっただけで皮脂が出ている感じはしませんでした。
対して1時間後の方は(チェック方法その3でも検証しましたが)それなりに皮脂が出ているようです。
一応、寝起きのあぶらとり紙の様子と比べてみました。
そんなに出てないかな??
指の腹で押してみても「まぁ言われてみればさっきより脂が付いてる気はするけど…」程度のもので、ぶっちゃけわかんなかった(苦笑)
☆特に道具を使わないで(使ったけど)チェックする方法の結果…
私は「正常な頭皮」
★ちょっと豆知識「汗と皮脂はどう違うのか?」
チェック方法その2・その3を実践する前に、「ドライヤーの熱で汗をかいてしまうほどの汗っかきさんだった場合、実験結果に影響しないのかな?」と思い、調べてみました。
調べれば調べるほど複雑難しい…私なりにザックリまとめると…
「皮脂」とは皮脂腺から分泌されるもので、その成分は97%ほどが脂肪酸から構成される成分。
(厳密に言うと約25%のワックスエステル、約12%のスクアレン、約60%のトリグリセライドからなる)
一方「汗」は汗腺から出るもので、99%は水分、それ以外の成分は塩分がほとんど。
というわけで、ドライヤーの熱でかく程度の汗なら今回の実験では影響は無いものとして考えます。
(ちなみに「汗をかきすぎると乾燥肌になる」場合もあるみたいなので、洗髪後に滝のように汗をかいてしまった場合はこのチェック法はやらない方が良いかもです!)
3つの方法をすべて試した結果、私の場合
・あぶらとり紙を使った方法…普通肌
・指で押すだけの方…正常な頭皮
という結果になりました。
いやいや、
結果バラバラすぎ!!
総合すると一応「正常な普通の頭皮」って事で良いんでしょうか…
なんだか納得がいかない。
もっと簡単かつ確実に頭皮の状態をチェックできないものか?!
と、思っていると「方法その3」の後述にこんな一文が。
ちなみに顔と頭皮は近い部分でつながっているので、顔がオイリーだと頭皮もオイリー、ドライだと頭皮もドライの場合が多いです。
化粧品売り場のカウンターなどでお肌の状態をチェックしてもらっても良いかもしれませんね。
こ れ だ
プロが使っている道具ならその結果はきっと信頼できるものだろう…
だがしかし、化粧品売場へ行くのは面倒くさい上に、色々と化粧品の売り込みを確実にされるだろう…ダブルで面倒くさい!
別にプロ仕様の本格的なものじゃなくていいから、家で頭皮の状態を簡単にチェック出来るアイテムは無いのだろうかと探していたら…
良さそうなモノありました
その名も「美ルルスキンチェッカー」!
美ルルスキンチェッカーとはコレ
なんで美ルルを選んだのかって言うと、口コミで「コスメカウンターとほぼ同様の数値が出る」とか「精度が高い」などなかなか高評価だったんです。
▲美ルル belulu skin checker スキンチェッカー 肌チェッカー
測定してみた結果は…
シャンプー・ドライヤー後約30分のおでこの数値は「水分53% 油分16%」
シャンプー・ドライヤー後約30分のつむじの数値は「水分49% 油分19%」
夏場における理想的な額(おでこ)部分の数値が「水分35~60% 油分16~30%」。
ということで今回の調査の結果…
今回の私は「少し乾燥肌ぎみのギリギリ普通肌!」かな。
試してみた3つのチェック方法の中では、その2とその3を両方同時にやってみるのが信憑性が高そうです。
あと、あぶらとり紙は必須アイテムですね。
もっとも、美ルルを使えばいいのかもしれませんが!
▲関連:美ルルを1週間使った記録まとめました!美ルルのレビュー
あとは、それぞれの頭皮タイプにあった対策法を行うことですね。
合わせて下記ページもどうぞ!
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