大手メーカー製品や口コミで人気の育毛剤でも効果が感じられなかった方っていらっしゃいますよね。
育毛剤には合う合わないがあり、その人の薄毛の重症度にもよるので、全員に効果があるとは限りません。
「じゃあ、効かなかった場合どうすればいいの?」ってなりますよね。
育毛剤が効かなかったら、次の育毛剤…
ではなく、その他の方法を試すべきです。
今回は、育毛剤以外の薄毛改善法をお伝えいたします。
1. リアップリジェンヌを使用する
「え?リアップも育毛剤じゃないの?」と思った方。リアップは育毛剤ではなく、今のところ日本で唯一の女性用薄毛治療の「医薬品」です。
手に入りやすく、薬局でも売っていますよね。
基本的に、みなさんアマゾンや楽天などの通販で買う人のが多いかな。
リアップリジェンヌを薦める理由
育毛剤より効果が高いこと。
育毛剤ではなく、発毛させるための医薬品なので、もちろん発毛効果があります。育毛剤は抜け毛予防用です。
ただし、リアップリジェンヌは発毛成分のミノキシジルが1%しか配合されておらず、そこまで効果は高く無いのであまり期待はしないほうが良いかもしれません。
あと、医薬品なので副作用があることを忘れずに。
現在、他に薬を服用しているなら薬剤師さんと相談しないといけません。ミノキシジルは血圧を下げる薬なので、高血圧と診断され血圧を下げる薬を服用している場合は使用できません。
その他にも、飲み合わせの悪い薬があるかもしれないので、薬局で聞くと恥ずかしいかもしれませんが、なるべく薬剤師さんに相談するようにしてください。
ちなみに、市販の風邪薬にもよく含まれている鎮痛剤の『アセトアミノフェン』を飲むと、ミノキシジルの効果が薄れるのでご注意ください。
2.薄毛専門クリニックへ行く
リアップリジェンヌもダメなら、もう病院へ行ったほうがいいです。
保険適用外なのでお金は多少かかりますが、HARG療法やグロースファクター療法など頭皮に注射するタイプの治療法を選択しなければそこまで高額にはなりません。
※HARG療法などは年間200万くらいかかります。
治療法としては外用ミノキシジル(頭皮に塗るタイプ)が主流。
リアップリジェンヌはミノキシジル濃度1%とかなり低めですが、専門クリニックで医師と相談すればミノキシジル2~5%と、濃度の高いものを処方してくれるかもしれません。
場所によっては内服のミノキシジルタブレットを処方するクリニックもあるようですが、外用よりもさらに副作用が出やすく、女性にはまず勧めないと思います。
> 東京都内で女性の薄毛治療もやってる皮膚科と薄毛専門クリニック
3.個人輸入で医薬品を手に入れる
実は私自身、この個人輸入サービスを使ってミノキシジル2%配合の海外製医薬品「ロゲイン」を使っていたことがあります。
普通の通販と同じように、カートに商品を入れてクレカ情報入力して購入完了。
医薬品なのに薬剤師の説明も必要なく、しかも安く買えるとあって「なんて神サービスなんだ!」と思っていました。当時は。
ところがある日突然、副作用?なのかわかりませんが頭皮が真っ赤に炎症を起こしてブツブツができ、髪が抜け落ちて使う前よりも薄毛が酷くなった経験があります。
関連:女性用ロゲイン2%で回復後、原因不明の脱毛。そしてふりだしに…
結論から言えば個人輸入で「説明書も読めない、本物かどうかも分からない、健康被害の補償もない海外製の医薬品」を購入して使うことは絶対にオススメしません。
なんならクレカ情報をホイホイと入力していたことも怖くなって今ではそのカードを解約したほどです。
厚生労働省の公式ホームページでも注意喚起されているくらいです。ハイリスクしかない個人輸入はやめましょう。
→ 医薬品等を海外から購入しようとされる方へ|厚生労働省ホームページ
4. ヘアタトゥー(スカルプマイクロピグメンテーション)
スカルプマイクロピグメンテーション(通称SMP)とは、頭皮のごく浅い層に1mm以下のちっちゃな点のタトゥーを入れ、薄毛を目立たなくさせることを言います。
▲こんな感じらしいです。頭皮に入れ墨をすることで、頭皮と髪の毛の境界線をぼかし、薄毛が目立たなくなります。
引用元:https://www.shirono.net/operation/hair/hairtattoo/
5. 植毛する
治療の一つとして紹介された方法です。
植毛は、びまん性脱毛症以外の方なら可能です。
びまん性脱毛症とは…
全体的に薄くなる脱毛症のことです。普通は分け目や頭頂部のみ薄くなるのに対し、びまん性は後頭部・側頭部も薄くなります。
植毛は髪の毛が多い部分(主に後頭部)の髪の毛を、髪の深い部分にある細胞ごと切り取って薄い部分に植え替える手術です。
濃い部分もあるんだけど、部分的に薄いのが気になるという方にはかなり良い方法でしょう。
植毛のメリット
自分の髪を使うので自然だし、一生モノになります。
昔は、一気にたくさんの面積を処置できないので何度も回数を分けて手術をしなくちゃいけなかったり、頭皮に目立つ傷跡が残ったりすることもあったようですが
今は数日~数週間のダウンタイムを我慢すればもう薄毛に悩まなくて良くなるほど、植毛技術も進歩しました。
※ダウンタイム=術後から日常生活に戻れるまでの期間
自毛植毛のデメリット
手術に対して体が拒否反応を起こすと、せっかく植えた髪がダメになってしまうこともあるようです。
あとは手術をするお医者さんの技量にもよって仕上がりが違います。
植毛は計画的に
自毛植毛ができるクリニック自体は、全国的にも増えてはきています。
ただ、外科手術としての技量だけでなく「髪の毛をどのように植えるか?」というデザインセンスも必要になってくるので、これは本当に『植毛の技量』がある、信頼できるお医者さんを見つけないといけません。
植毛を受けようかと考えている場合は医師とのカウンセリングや資金計画をしっかり行いましょう。
まとめ
育毛剤ではどうにもならなかった場合の対処法を紹介しました。
まずは医薬品に頼るのも手ですが、何より副作用が怖いというデメリットがあります。
幸い、私自身は今のところ自分に合った育毛剤・ミューノアージュに出会えて回復しているので良いですが、ロゲインでかぶれた過去もあるしリアップリジェンヌは効かなかったので
もしミューノアージュも効かなくなったら次は植毛しか無いかな…という覚悟ではあります。
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