普段使っているヘアケア剤、ブラッシングのやり方、髪の毛を掻き揚げる癖など様々な理由で、くせ毛やうねりが出てしまうことがあります。
くせ毛やうねりが長い期間続くほど改善するにも時間が掛かり、間違ったなおし方によっては、抜け毛や薄毛にも繋がってしまいます。
そうならないようにくせ毛・うねりの原因を知り、正しい改善方法を習得しましょう。
遺伝的なくせ毛
くせ毛には
- 遺伝的なもの
- 後天性のもの
この2種類に分かれています。
遺伝的のくせ毛は、文字の通り遺伝によって起こってしまったくせ毛です。
両親や祖父母など身近な家族や親せきがくせ毛になっていると、子供の髪の毛がくせ毛になってしまうこともあります。
生まれて髪の毛が生えてきた時から、髪の毛に「くせ」が付いてしまうこともあります。
しかし、成長と共に髪の毛の質にも変化が出ることから、子供の頃はそうでもなかったけど思春期になってくせ毛になってしまったというケースもあります。
ホルモンバランスによって髪の毛の質が違ってくることから、年齢や髪の毛の質に合わせて改善する方法が違ってくるんです。
後天的なくせ毛
後天的なくせ毛は成長と共に髪の毛の質の変化によって、くせ毛ができます。
一番よくありがちなのは、強くパーマをかけてしまうことです。
その他にも、毛穴に汚れが詰まりすぎてしまったり、シャンプーのすすぎ不足、ストレスによってホルモンバランスが乱れたり、食生活の乱れや不摂生も含まれています。
しかし、遺伝性のくせ毛とは違い、改善することによってストレートな髪の毛にすることが可能です。
薄毛になりやすいくせ毛の種類とは?
髪の毛にくせが付いてしまうと、保護する役割でもあるキューティクルが、通常よりも剥がれやすくなり、抜け毛や切れ毛の原因となります。
薄毛にも繋がる、くせ毛の種類をご紹介します。
1.波状毛(はじょうもう)
前髪や生え際にうねりが生じ、日本人に多いタイプのくせ毛のタイプ。
中には遺伝によってなってしまうこともあり、湿気が多かったりや雨が降っていますとくせ毛の状態が酷くなってしまうこともあります。
2.捻転毛(ねんてんもう)
髪の毛が縄のように強くねじれてしまったくせ毛で、ブラッシングしている際に髪の毛が絡みがちです。
髪の毛の水分が不足してパサついているのが原因として含まれていることから、擦れたりすることで髪の毛が切れてしまうこともあります。
3.連球毛(れんきゅうもう)
髪の毛がデコボコした状態で、日本人の髪質では滅多にならないくせ毛です。
太さもバラバラで、表面がザラザラしているのが特徴です。
くせ毛・うねる髪質の方の薄毛対策
髪の毛のくせ毛やうねりが気になっているのと同時に、薄毛の状態も気になって一生懸命髪の毛を整えたりしますが、1つの個性として受け入れながらもアレンジすることによってオシャレにすることができます。
特に、くせ毛がクルクルと丸まった状態やうねりが強いと、パーマをかけた状態に見えることもあります。
この状態を活かし髪の毛を広げてしまうことによって、薄毛も隠しながらオシャレな髪型へと見せられます。
真っ直ぐに見せようと色々髪の毛を整えますが、気にすることによってストレスとなり、薄毛が進行することもありますので、ストレートや矯正することにこだわらない対策をするほうがいいですね。
縮毛矯正やストレートパーマは控える
くせ毛ややうねりを改善する方法として、有効なのがストレートパーマや縮毛矯正です。
素人が髪の毛をいじって改善するよりも、美容院にてプロが技術を使って仕上げて貰った方が、真っ直ぐな状態が長持ちします。
しかし、刺激の強い薬剤を使いながら、髪の毛を引っ張ったり高温のアイロンを掛けたりと、頭皮や髪の毛にとってはかなりの刺激。
肌が弱い人は頭皮が荒れてしまう原因にもなってしまいます。
薄毛が気になっている人には、頭皮が荒れてしまったり抜け毛が増えてしまうのではと心配になりますので、別の方法で改善させることをおすすめします。
後天的なくせ毛の方
遺伝性のくせ毛でなかったら、まずがストレスやヘアケアの仕方など原因を知りましょう。
改善方法を実践することによって、徐々に髪の毛が真っ直ぐな状態へと戻ることができます。
1.頭皮ケアで対策
くせ毛やうねりがある人の中には、頭皮ケアすることによって改善することができます。
その為、シャンプーをくせ毛専用や頭皮や毛穴の汚れを少なくしやすいスカルプ系、頭皮の荒れを防ぐ弱酸性にし、洗う時にすすぎをしっかりして汚れを取り除きます。
リンスは使ってもOKですが、つけすぎないように気を付けておきます。
ドライヤーも温風にする時間を短くしながらも、広がるように風に当てることで髪の毛を真っ直ぐにすることができます。
2.生活改善で対策を
髪の毛や頭皮ケア改善することができますが、日ごろの生活習慣を見直したりストレスを軽減することによって、髪の毛の質も良い方向に改善することができます。
喫煙も飲酒、寝不足にも注意が必要です。
とくにホルモンバランスが安定していないほど、髪の毛にも影響が出やすいです。
自分の力で改善しようと考えていましたら、これを機会に生活習慣の見直しをして、ストレスを減らす努力をしてみましょう。
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