女性用育毛剤花蘭咲(からんさ)を辛口チェック！希少なエビネ蘭の効果とは？

40代～60代まで幅広い層に人気の花蘭咲（カランサ）。

どんな育毛剤で、つむじや分け目の薄毛に効果的なのかどうか調べてみました。

花蘭咲ってどういう育毛剤？特徴は？

花蘭咲とは、1年に1株しか増えない希少な「エビネ蘭の根」から取れた、天然のエキスを配合した珍しい育毛剤で、50代～60代の女性向けの育毛剤です。

30代～40代をターゲットにしているわけではないみたいですね。

特徴は以下の3つ！

エビネ蘭の育毛効果は日本薬学会でも発表されるほど注目されていた成分で、たくさんの研究論文が発表されています。

▼下記はカランサイドについての研究結果

本発明のカラントサイドＢは、20分で皮膚血流量を有意に増加させた。インジルビンにも同様の促進作用は認められるが、有意ではなかった。【００２４】【発明の効果】本発明によれば、新規なカラントサイドＢは皮膚血流促進作用を有し、育毛剤等の有用な用途が期待できる。

エビネ蘭に含まれる成分の中で育毛効果があるとされているのはカラントサイド・グルコインディカン・トリプタントリンの3つ。

頭皮環境を改善するには、良い育毛剤ということですね。

頭皮環境改善には適した育毛剤であるといえます。

しかし、薄毛改善に必須な成長因子の分泌促進作用がありません。

育毛剤に求めるべきものは、

この3つです。

上記の3つは育毛剤を選ぶときに一番大事な項目です。

有効成分は必ず配合されていないといけません。

というか配合されていないと育毛剤と認められないため、頭皮用化粧水扱いになります。

化粧水には保湿効果程度しかなく、皮膚を回復・抜け毛を予防・発毛促進といった効果をもたらしてはいけません。

なので、医薬部外品である育毛剤を選びましょう。

成長因子は、髪の太さや発毛に関わる重要な要素。

「成長因子を促進する」というのはすなわち、発毛促進にあたります。

さまざまな研究機関でその必要性が訴えられており、現在の育毛剤開発は成長因子を分泌促進させる成分の研究がメインといっても過言ではありません。

▼資生堂と徳島大学の共同研究で、薄毛の人はFGF-7という成長因子の減少が確認された

重要度順に並べると

こうなります。

頭皮環境ばかり良くしても、成長因子が促進されていなければ、髪の毛の成長に変化をもたらす可能性は低いと考えられます。

育毛剤選びは、有効成分の数、成長因子の分泌促進作用があるかどうかで選ぶとよいでしょう。