コラーゲンって、一時期コラーゲン鍋とかめっちゃ流行りましたよね。
私どっちかというとコラーゲンは、もともと信じてなくて「コラーゲン鍋とか、こぞって食べたところで若返るわけないじゃん!アホらし!」なんて思っている側の人間だったんですが、今日から考えを改めたいと思います。
コラーゲンってやっぱりすごいヤツだったんです!
でも「ほらみぃ!やっぱコラーゲン鍋食べるべきじゃん?!」とは言わないで欲しい。
今回はコラーゲンの性質に着目してちゃんとしたものを効率良く摂らないと、結局薄毛に対しても意味はないんだよなぁって話です。
コラーゲンと薄毛の関係性について徹底的に調べてみました!
コラーゲンのおかげで髪の毛が太くなる
髪の毛がタンパク質から出来ているのは、一般常識として知られてますよね。
ということは髪の毛を作っている細胞『毛乳頭』もほぼタンパク質で出来ています。
すご~く砕いて言うと、毛乳頭が成長して皮膚の上まで伸びてきたものが髪の毛です。
髪の毛が太くなるためには、この毛乳頭が太くないといけません。
毛乳頭は、頭皮の毛細血管からタンパク質である『コラーゲン』を受け取って、それで太くなります。(他にも必要な栄養素はたくさんあるけどね)
つまりコラーゲンをたくさん貰えば毛乳頭が大きくなり、そこから生える髪の毛も太くなる、ということです!
コラーゲン不足は薄毛の原因という研究結果も…
ちょっとむずかしい図なのですが、毛包幹細胞とは毛母細胞へ進化し、やがて髪の毛の一部になるもの。
上記の記事は、その将来髪の毛になるはずの毛包幹細胞がコラーゲン不足によって、作り出されなくなり、既存の毛包幹細胞さえ、フケやアカとして毛穴から排出されるという内容です。
超簡単にいうと以下のような感じになります。
- 年取ると、コラーゲンが作られなくなる。
- 30代くらいから一気に減る
- コラーゲンが減ると毛が維持できない。
- 毛穴さん「1つの毛穴から3~4本だったけど維持できないから1本に減らすね。」
- さらにコラーゲン減少。
- 毛穴さん「ちょっと少なすぎ。1本でもムリだわ。最後の毛さよなら」
- 毛穴さん「コラーゲンないから僕も消えそう…」
- 完
つまり、コラーゲンはマジ大事!
すべての人がコラーゲンで髪が太くなるわけじゃない
もともと細い髪質の人(遺伝とか先天的なもの)はそれが個性なのでそれ以上太くはならないかもしれません。
でも食生活や生活習慣が乱れていて、髪が栄養不足によりやせ細ってしまった人は、生活習慣を正しつつコラーゲンも補給することで、髪が本来の太さを取り戻してくれるかもしれません!
でも現代人の薄毛の原因って、だいたいが後者だと思うので、ほぼすべての人が実感できるんじゃないかな。
髪が太くなるとどんな良いことがあるのでしょう?
もちろん単純に「濃く見える」ので、髪の毛の本数は変わっていなくても薄毛だと思われにくくなります。
あとは
- 太さがUP→髪の毛にハリが出るので髪が根本から立ち上がり、ボリュームUP効果
- 細い髪に比べると傷みにくくなるので、切れ毛・引っ掛かりが減る
- 髪が太い=毛根も太いので、抜けにくくなる
あたりが考えられますよね。
コラーゲン鍋はあんまりおすすめしない理由
↑コラーゲンで出来てるドラゴンボール…名古屋
食品でコラーゲンが豊富とよく言われるのは手羽先や鶏皮、骨を煮込んだ豚骨スープなど。
でも脂質もたっぷりなんですよね…(美味しいんだけどね…涙)
実は脂質の摂りすぎは、コラーゲンの吸収率を下げてしまいます
結局プラマイゼロで意味がなくなる…ならまだ良いくらいで、脂質摂りすぎで頭皮にフケやかゆみが出てはマイナス効果になってしまいます。
もうひとつ、何も手を加えられていないコラーゲンは体内で時間をかけて分解しないと吸収できないんです。
やっと分解出来たと思ったらもう吸収ゾーンを通り過ぎて体外に排出されてしまうものも何割かはあるでしょう。
もちろん何割かはちゃんと体内に吸収されて役に立ってくれるとは思うけど、それでは効率が悪すぎるっ!
何より大事なのは毎日継続してコラーゲンを摂取することなんです。その日限りではあんまり意味が無い。
すっぽん鍋とかなら脂質は低めでコラーゲンたっぷりかもしれないけど…すっぽん鍋毎日食べられますか?
すっぽんに恨まれそう…。コラーゲン鍋も毎日はしんどいですよね。
吸収されやすくて効率的なコラーゲン、それが『低分子コラーゲン』
↑4週間低分子コラーゲンを摂取したところ肌の水分量がUP。グリコ調査。
上は肌に良い証拠です。肌も頭皮も毛を作る毛包部分もコラーゲンでできているので、期待できないはずが無い!!
私達が薄毛を治すために必要なコラーゲンの条件は
・吸収されやすく
・続けやすく
・余計なものが入ってない
コラーゲンなんです。そんなものがあるわけ…あった!!!
そもそも吸収されやすいコラーゲンってどんな状態なのか?コラーゲンはその分子構造の状態によって呼び方が変わります。(コトバじゃわかりにくいから図を見てね)
引用元:タマテバコ
まだ全く分解されていない一番大きな塊の状態が「コラーゲン」
コラゲナーゼという酵素と、体温くらいの温度によって第一段階までほぐされた状態が「ゼラチン」
ゼラチナーゼという酵素でさらに分解されたほぼバラバラの状態が「コラーゲンペプチド」
コラーゲンペプチド以上に分解され分子ひとつひとつが離れると「アミノ酸」となります
すぐに吸収されて素早く血管に乗り全身をめぐり、毛根すなわち毛乳頭にいち早く届いてくれるのは、コラーゲンペプチド以下の状態です。
このコラーゲンペプチド『低分子コラーゲン』を摂取すれば、豚骨ラーメンとか手羽先の唐揚げとかで余計な油分を摂取せずに効率よくコラーゲンを補給することができます!
低分子コラーゲンを毎日上手に取り入れる方法
ずばり、「コラーゲンドリンク」や「コラーゲンサプリメント」「コラーゲンパウダー」に頼っちゃいましょう!
実際、コラーゲンドリンクを飲み続けたら髪が太くなったという検証が、NHKで放送されました。
関連:コラーゲンドリンクを飲むと髪の毛が太くなるというNHKニュースのまとめ。
どれが一番優れているか?ってのは特に無いけど、自分のライフスタイルに合わせて継続しやすいものを選ぶのが良いと思います。
大事なのは「低分子コラーゲン」または「コラーゲンペプチド」と表記されているかどうかという事。
出来れば吸収率をよりUPさせるための『ビタミンC』も一緒に配合されていれば文句なしですね。
あと普段の生活で気をつけることと言えば、脂質糖質を摂りすぎないようにすること。
脂質はコラーゲンの吸収を妨げ、糖質はコラーゲンを異常たんぱく質に変化(糖化)させてしまいます。
それをふまえると、コラーゲンドリンク・サプリを選ぶときもなるべく低カロリー・低糖質のものが良さそうですね。
◆コラーゲンサプリとコラーゲンドリンクの違い
低分子コラーゲンの含有量。サプリとドリンクでは何倍も違います。
NHKの実験結果では、ドリンクタイプでした。理由はおそらく数撃ちゃあたる作戦かと。
すべてのコラーゲンが髪に届くわけではなく、一部しか届きません。そのため、コラーゲンの含有量が多いほうが届く可能性が高いんです!
…ということで私はドリンクタイプにしてます。
↑これ、低分子コラーゲンも10,000mgとたっぷり入ってるし、ビタミンCも配合されていて成分的にもバッチリ!富士フイルムなら!っていう安心感もありますよね。
毎日カラダに取り込むのに「どこのメーカーやねん」ってのは選びたくないからなぁ…。
スッキリ甘いのに低カロリーなので夕食後のデザート代わりに飲んでます。
ノンカフェインだから、夜飲んでも薄毛対策に大切な睡眠を妨げない♪
ドリンクタイプは持ち歩いてどこでも飲めるのが良いですよね。
サプリタイプだと水がなきゃ飲めないし…。これなら飲み忘れを最大限防げます。
そういう理由で私はドリンクタイプが一番使い勝手が良いかな~(個人の感想です)
低分子コラーゲンを取り入れて薄毛にさよなら!
私も毎日継続頑張ろうと思います!
とりあえず8週間!NHKでも被験者に継続して8週間コラーゲンドリンクを飲んでもらって検証していたので、それくらいは忘れずに続けなければ。
新たな髪の毛を生やすことも大切ですが、今ある髪の毛を太く育てればもっと見た目もよくなるはず…。
生活を乱さないように気をつけつつ(←これ重要)毎日のコラーゲンドリンクでさらなる薄毛改善を目指しましょう!
コメント