NHKのニュース記事なんですが、なんでも横浜の研究者グループが人工的に発毛させることに成功したらしいんです!
▼以下引用
髪の毛を作り出す「毛包」と呼ばれる器官を大量に作り出し、新たに毛を生やすことに横浜国立大学の研究グループがマウスを使った実験で成功しました。将来、人の髪の毛を再生させる治療法につながると注目されます。
グループでは、マウスの胎児から毛包を形づくる2種類の細胞を取り出し、酸素をよく通すようにした300個以上の小さな穴があるシャーレの中で培養しました。すると穴の中で2種類の細胞が自然に分かれ実際に体内で形づくられるのと同じように、毛包が形成されたということです。
髪の毛を作り出す毛包を人工的に大量に作り出す仕組みが出来たのは初めてだということで今後、人の脱毛症などの治療に使えるように研究を進めていくということです。
福田准教授は「今後3年間程度で人の細胞を使った実験を進め10年後をめどに実際の治療として成り立つようにしたい」と話しています。
「毛包を作り出すことに成功」ってすごいの?
フサフサの人の毛穴には、毛包が3~4つ存在して、毛包ごとに毛が生えています。
薄毛の人は、毛穴から1本しか生えていないことが多く、毛穴の数は変わっていないのに薄毛なのは、そのため。
毛穴の数は生まれてから一生変化することはなく、変化するのは毛包の数なんです。
何らかの原因によって毛包の数が減ると、一つの毛穴から発毛する髪の毛の本数も減少してしまいます。
薄毛は毛包の減少によって起こっていると言っても過言ではありません
50過ぎてからの薄毛は自然な薄毛で、その前に薄毛になってしまう人は何らかの原因によって毛包が減少しているということになります。
その減少している毛包を増やすことができるとなれば、薄毛は無くなるんです。
薄くなっても、毛包を埋め込めばすぐに回復するという時代がやってくると言うことなんです!
減少した毛包を増やす方法は見つかっていなかった
今まで、毛包を増やすという方法はありませんでした。
育毛剤によって、増やすことはできるが確実性のあるものではなく、その人の生活スタイルや体質によるので、絶対に毛包を増やせると言うものは存在しません。
また、自毛植毛という治療法もありますが、あれは後頭部の毛穴ごとくり抜き移植しているので、毛包が増えるわけではありません。
なので、今回の毛包を増やすことが可能となったというのは、ほんとノーベル賞ものなんです。
NO育毛剤時代が到来するのが近いかもしれません。
でも・・・実用化はものすごく先・・・
福田准教授は「今後3年間程度で人の細胞を使った実験を進め10年後をめどに実際の治療として成り立つようにしたい」と話しています。
10年後かーい!
私50近くなっちゃいます。
あとおそらく、治療に関しては莫大な金額がかかるかと思います。。。。
治療期間も長くかかるだろうし、費用は何百万単位じゃなかろうか・・・。
自毛植毛ですら、年間100万以上かかるので、本当に庶民が使えるようになるのはもっともっと先になるのかもしれません。
とりあえず今は、毛包に作用する成分を含む育毛剤でしのぐしか方法はない
毛包に作用するのは、ミューノアージュに配合されているオクタペプチド-2という成分です。
毛包幹細胞(毛包の一部となる細胞)が存在する、バルジ領域に働きかけ、毛包幹細胞の分泌を促進させます。
・・・とりあえず私は、10年後までこれでしのごうかと思います・・・(*´Д`)
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